『キングコング〜髑髏島の巨神〜』の感想(2017年作品。日米同時同月公開)
↑コング単品の感想は、こちら…。
“ゴジラ”が海を渡り、ハリウッド版ゴジラの(と怪獣シリーズの)巨神4作目らしい。
順番は、‘GODZILLAゴジラ’(2014)→‘キングコング〜髑髏島の巨神〜’(2017)→‘ゴジラキングオブモンスターズ’(2019)→今回のゴジラVSコングで巨大怪獣シリーズ4作目(モンスタバースと言うワーナーが共同制作、配給するのアメリカメディアフランチャイズ)だそうで。
我ら日本が誇って良い怪獣映画のゴジラも着ぐるみからもう今は、フルCG(シン・ゴジラは、モーションキャプチャだったけど)ですね。
えぇ、子供の頃、白黒映画の1作目のゴジラレンタルして、結構見てましたよ。
モスラくらいまで?
キングコングは、キングコングで、地上波でやってたかな〜?キングコングも当時は当然、着ぐるみでしたね。 キングコングと言えば、いつも女絡みですね。獣…と女はセットで付き物です。
さて、古くから見ている私が、ゴジラが特に好きで、全作は見てはいないものの、子供の時はレンタル頑張って見たとは思います。 全てが覚えてないけど。
そして今日、“ゴジラVSコング”の公開初日。見てきました!
前作というか、シリーズを見てなくても見れる単品で見れる怪獣映画とはなっています。
ちなみに、髑髏島の巨神は地上波で見ましたが、真剣に見てなかったし、ハリウッド版のGODZILLAも見なかったケド、見れました!
昔のゴジラ…白黒時代の第1作目は、ゴジラは、‘人間が海に捨てた放射能のゴミにより生まれた怪獣’です。人間に復讐しようと、海から出てきて、人間を攻撃します〜と言うのが、毎回作られた大まかなゴジラの映画。 VSシリーズでは、大体がゴジラが悪者で何回も倒しても復活するので、例えばモスラなんかは、神様で人間が困ったときに呼び出して、ゴジラと対決した神怪獣です。ギドラとかも似た様な理由かな?メカゴジラは、人間が対ゴジラ用に作ったメカです。
一方、キングコングは、野生の土地にデカい猿…其れがコング?髑髏島と言う孤島に住み、女性と言う生贄を島民は捧げていた。 カメラのクルー達は女優を同行させて孤島で撮影しようとしたが、そのコングに捧げる生贄の儀式に出喰わす。 島民はコングにその女優を生贄にしたいと提案も断られ…ウッカリ捕まったコング。ニューヨークに見せ物として持って帰られた〜と言うあらすじ。
其れが近年のハリウッド版コングやゴジラは、“人間が荒らすと現れる神的存在”であり、理由も無しに現れない巨神と言う怪獣ポジション。
神…なのか。けっこう、人間を踏んだりしてるけどね?あと、ゴジラのビジュアルが可愛くない。
とりあえず、ゴジラVSコングの感想を書きますね。
『ゴジラVSコング』あらすじ
髑髏島に住んでると思わしきコングは、少女ジアと心が通じ合っている。 髑髏島の先住民の生き残り。 耳に障がいがあり、人とは手話で会話する。 コングも又、心で通じ合うのと手話も理解する。 髑髏島は、今や擬似髑髏島であり、ドームに建設された島にコングは住んでいる。 その先住民ジアと、コング隔離施設のドームに住む研究者達も一緒だ。
ゴジラは、怪獣の王として君臨。海の底に住んでいる。 ゴジラがいる為、他の怪獣が闊歩出来ない世界。 ゴジラも又、よほどの事が無い限り、海からは出てこなかった。
ゴジラが人々の前に姿を現せたのは、“何か”があった。
研究所の様な処で暴れるゴジラ。
その会社(研究所)に勤めつつ、潜入調査をしているバーニーは、その会社APEX社の様子を度々、ポッドキャストで配信。 APEX社の秘密を探り中にゴジラが襲ってくると言う目に遭う。
その様子を配信で聞いた大学生マディソン(ゴジラに救われた事がある)は居ても立っても居られず、男友達のジョシュとゴジラが居る現場に向かう。
ゴジラは何を目的にやってきたのか。
コングは髑髏島からの移動中にゴジラと衝突するが、倒せるのか?
『ゴジラVSコング』感想
まぁ、アクション…怪獣の対戦は見ものだった。
ヒロインにしても(何人かいるけど)みんな、CGのブルーバックで演技してるんだろうから、そこまで表情が変えられないし演技もそこそこ。
其れは、メインが怪獣映画だから良いのだけど。
最初の、対ゴジラ戦。
海上での決戦で、コングが髑髏島から運ばれてる時に(海上船で運ばれてるけど鎖で繋がれてる)、ゴジラは海で生まれ泳げるけどコングは不利でどうなるんだろう?と思ったけど、とりあえず、戦えた。
メチャクチャ殴り合い、コングはゴジラに海上に引き込まれたり、何度もピンチになる。これで冒頭の1回戦なんだから、最初からめちゃクソやられてる。
ただ、ゴジラは、APEX社が犯した事で、海上に上がってきてるんだから、コングを仕向けても行ってしまうけど。
2回戦は、この映画の見どころである小栗くんの登場。
APEX社の技術者でありながら、ゴジラを倒そうとしてる。
そもそも、コングがやってきたのは何処か?と言う研究者の元を訪れ、地球の中心空洞説で、そこから怪獣が出てくる事に辿り着く。 そこに行けるのは、ある宇宙船みたいな乗り物に乗れば行けるってモノだけど、其れの話しは触れるだけで、小栗くんが演じるセリザワは結局、関係ないな〜って思った。
セリザワはさ、研究者なのに対ゴジラの為にメカゴジラを作ってた。
そもそもAPEX社は、ゴジラを誘き出す為にメカゴジラにキングギドラのブレインを入れて周波を出してるから…。 ちょっと、その設定が強引?メカゴジラを出したいが為の状況作り。
メカゴジラVSゴジラ。この映画で見るとは思わなかった。しかも香港戦。
其れも小栗くんが操縦して。 小栗くんはメカゴジラを操縦する時に白目になるのが笑った。
メカゴジラ戦には、コングも参戦。 結局、メカゴジラが制御不能になるけど。見どころが、私が気になったのは、ゴジラって口から放射能吐くケド、メカゴジラは?と言うと、火炎砲だった。そうだよね。ゴジラみたいに口から放射能出せないものね。 動力源が火炎もスゴいけどね。
香港は、メチャクチャで、なんか恨みあるのかと思うほど。
だが、香港の塔にコングが登るシーンあるけど、其れはオリジナルのキングコングのオマージュを作りたいが為のシーンだったのかなと思った。
そして3戦目は、コングとゴジラ。やっと決着しそう?と。
コングの地球の空洞の故郷での対戦。その故郷にコングの君臨する場所と解る杖みたいなキーがあるんだけど、此れが武器としても使える。
他の巨大生物もいるけど、コング達にかかったら、バタバタと倒されるし、此れこそ迫力ある怪獣映画だ。
最後の対戦は迫力もあったが、ゴジラがコングと和解した事でアッサリ終わった。
物足りない…と言うか。まぁ、妥当な終わりかたですね。
自分のゴジラ好き的には、面白さはまぁまぁだった。
ただ、メカゴジラ戦が見れるとは思わなかったし、そのメカゴジラのブレインが、ギドラとも思わなかった。ギドラに対する冒涜だよね。
コングは又、髑髏島と言うか、空洞の故郷を隔離施設みたいにしたのかな。 空洞に繋がる道出来てしまったら、他の巨大生物が地上に溢れちゃうよね?って話も、なんやかんやで解決してる様な終わりかただった。
怪獣映画としては、及第点ギリなのかな。
後日談ですが、公式でゴジラVSコングの素材配布のコラコンテストをしてました。
ポスターを仕上げるヤツ…だけど、応募締め切りに間に合わなかったので、此方で私がコラったモノを出しますね。
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