2021年映画。公開初日。 仕事帰りに見た映画は、痺れて、感涙の嵐だった。
前回の『BanGDream!episode of RoseliaⅠ:約束』の続き。
ただ、この1作だけでも見れるようになっている。其れも、前作同様。
其れでも、episode1が“約束”でスタートの物語なら、episode2は、再生…再始動の様な話し?なんて括りの言葉は要らない。
兎に角、泣いた。 絶対の、此れからの、未来まで明るい続きの物語…の筈が、ボロボロボロボロ泣いた。 なんでだろう。あらすじと共に、その軌跡を追っていきたい。
『BanGDream!episode of RoseliaⅡ:Song I am』あらすじ
OP。
目覚ましで友希那が目覚める。
友希那のガールズバンド、Roseliaが“ワールドフューチャーフェス”に出る為の大会迄、あと数日。友希那は自宅を出て、今日もRoseliaの元へ。
懸命に練習する中、Roseliaの5人の中では、大会のセトリをどうするかや、色々の調整で友希は少し、行き詰まって居た。
ただ、他のガールズバンドグループのPV撮影の一環でPoppin partyのりみや、after glowの蘭ちゃんに誘われ、Roseliaの沙夜と秋の公園に紅葉狩りに行く。公園でカヤックをしたり、絵手紙を描いたり。
友希那の心も晴れてRoseliaのセトリも順調に考え、皆が大会に向けて前向きになっている。
Roseliaの凛子も大会に向けて練習曲を作成した。
そんな中、Roseliaのあこは迷っていた。 凛子と一緒に楽しんでるオンラインゲームに擬えて、“Roseliaがフューチャーフェスの先は?あこ自身のアップデートって?”
一抹の不安を持ったまま、大会の日は1日1日と近付いてくる。
大会のセトリが完璧に決まらないままの時、凛子の練習曲を聴いた他のメンバーが、気に入り、其処をセトリに入れる事になる。
凛子は曲作りが出来る事で、あこは益々、自分のRoseliaとしての此れからを思い悩む…。そのまま、‘こんな気持ちで大会に出ても良いのか?’と悩み………。 果たして、大会に優勝し、ワールドフューチャーフェスに出れるのか?
『BanGDream!episode of RoseliaⅡ:Song I am』感想
前回のエピソード1も、良かったのですが。前回は、感涙の嵐と言うなら、今回は…“未来へ”(ポジティブに)と言ったメッセージが強いです。
いつも通りなBanGDream!の雰囲気もそこそこに、TVアニメBanGDream!の車軸ガールズバンドグループはPoppin party(以下ポピパ)ですが、其れとは違ったRoseliaのピリッとしつつも淡麗された様な作品です。
ポピパのイメージはあくまでも、ユルッと、楽しく!ですかね…。
アニメ2期のレイザースイレン(以下RASラス)寄りだけど、RASはRASでピリッとしてるが、ビリビリッとシャープにカッコ良く。
Roseliaもピリッとしつつ、真面目に潤しく美しさを持ちゴスなイメージ。
そんなRoseliaの映画も、一作目と同様にBanGDream!初心者にも、何の知識も無い人も映画初見で見れる一本の作品になっている。
要は前作を知らないでもイケます。
オープニング曲から始まりますが、このオープニング曲のステージがチェス盤の上のステージ。
CGでチェスのゲームが繰り出され、Roseliaが歌ってる中、対戦の模様をチェスが動き相手の駒を取ると砕けると言う演出になっている。
カッコ良い!
OPから期待して始まるのが、また部屋で目覚ましのアラームなんだけど(前回の“episode of RoseliaⅠ:約束”では、リサ姉の部屋からになってた)、今回は友希那の部屋でアラーム。此れは、Ⅰ約束の対比になってると思う。
其れにしても友希那の寝てる姿勢がドラキュラみたい。
アラームが鳴り、始まりの合図。
お父さんの行けなかったフューチャーフェス迄の道のりにスタート。
友希那はいつも、真面目に。 其れでもセトリに悩んだ。無表情なので分かりにくいけど、いつも隣にいる幼馴染のリサは分かってる。
リサ姉は、紅葉狩りに行けないけど、変わったメンバー。今回は、ポピパのりみりん、アフグロの蘭。そしてRoseliaから、沙夜と友希那。
公園でカヤックとか?実際、あるのかな〜?荒川線の広告に載っていたので、公園と言うか荒川遊園地側だろうか? 最初、紅葉狩りだけなら、飛鳥山かと思ったけど。 飛鳥山は、私は花見に行った事あるけど、紅葉があるかは知らない。けど、イメージ的に山に紅葉があるのかな?と思った。 ただ、飛鳥山には川は無さそう。そうすると、今回パンフ買ってないから確認出来ないけど、架空の公園かなあと。 東京でカヤック体験出来るのは、荒川?スカイツリーの足元で出来るらしい。 リンク貼っときます↓
スカイツリーの夜景を見に行こう! 東京スカイツリーカヤック夜景ツアー【カヌー】
荒川離れると都内では…奥多摩になるけど。
さて、話しはズレたけど、この紅葉狩りでのやり取りも可愛かった。
其処からは、Roseliaみんな、Ⅰ約束で迷う事なく、‘5人でRoselia’を心にいた。
けど、凛子が練習曲を作って先輩達に提示する事によって1年生組のあこは、自分のゴールについて考える。 “フューチャーワールドフェスの先は?”と。“あこのアップデートとは”。
悩んだ先に、フューチャーワールドフェスの一歩前のコンテストがあり、こんな気持ちで居て良いのか?と思いつつ、今日出来る、今できる事をしようと毎日頑張るあこ。
途中に、凛子が気配を感じるけど、決定的に話す事も無いまま、コンテスト手前。
Roseliaバンド練習中に友希那やリサ、沙夜に言う事により、友希那は“この先は、解らない”けど、“5人でRoseliaと改めて思い出させてくれたのは、あこと凛子が居たから”と。
あこと凛子の前向きな気持ちで引っ張っていって欲しいと聞いた時、あこのモヤっとしていたところが消えた。 そして、あこも凛子も先輩達の言葉に感涙した。
そのシーンで、まず、涙。あこのモヤモヤが取れる時、観客側にも感動を与えたと思う。
そして、コンテスト。
Roseliaを出し切った音楽。新曲も加えた曲。
その全ての曲が前向きで、また泣いた。
当然の1位で優勝だよね?と思ったけど、妙な緊張感が広がる。
其れは、映画を見にきた観客も同じくドキドキしている緊張感で。上手い演出だなと思った。
そして、優勝。当然なんかじゃなかった。必然かも知れないけど、全ては努力の先にあったと解る。 Roseliaの5人が喜び泣く中、見にきていた沙夜の妹も、アフグロも、期待してて結果を得られて、感動。
優勝からの、反省会でファミレスでのデカいパフェ。スゴい…。
友希那のオチャメも見えた。(カヤックの時もだけど)
笑えた。
其れに、沙夜のパフェからのケーキの処も。
いよいよ、フューチャーワールドフェスで、友希那は寝ないで又、セトリを考えたり。
悩んだり迷ったり。努力。
新曲で、また未来に繋げようとした。
ワールドフューチャーフェス。
友希那はシガラミではなく、お父さんとの約束であり、繋がりの‘ラウダー’を最後にしたいと、メンバーに言う。
其れは、ワールドフューチャーフェス自体、行きたいのは、友希那の夢だったけど、Roseliaの夢にもなっていた。
Roseliaの曲になってもいるけど、ラウダーは、友希那がお父さんから受け継いだ曲。
その友希那が決めたから、Roseliaは承諾した。
新曲も加え、今までと此れからに繋ぐ三曲をフューチャーワールドフェスで熱唱。
会場はビリビリと盛り上がった。
友希那がお父さんにも、ライブ後に“ラウダーは最後にする”と言って、お父さんに良かったLiveと褒められ、此れからも‘プロ’として踏み出したーと言う友希那には、誇らしげに凛々しく描かれていた。
そして、エンドロール。
何故か、涙が止まらなかった。
何より、本当に全曲、‘前向き’だったからだ。
エンドロールには特に物語の絵があるわけでは無いが。
エンドロールも前向きで、もう決して揺るがない、一生、Roseliaとして歌っていくんだ…と言う様に捉えた。
マジで、泣けた。
でも、旦那さん曰く、ラウダーも新曲も二曲目がメッセージが強いから、二曲目までやって欲しかった!と興奮していた。
たしかに。聞けば、5人でRoselia…。そして、色々後悔や失敗やすれ違いやあったけど、前向きに進んでいく。5人だから〜と言う様な歌詞がどれにも入っている。
エンドロールでボロ泣きしすぎたのは、このコロナ禍だから、より、前向きな言葉が人の心に沁みるし、前向きな歌詞が人を進ませるんだなって思った。
切なくも儚くも、絶対の努力で、前を向いて他者に伝えられる、力強い曲を歌ってくれるRoselia…。感謝したい。
映画を作ってくれた全ての人にありがとう!
ありがとうブシロード!
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