2022年作品。清水崇監督作品。“犬鳴村”“樹海村”に続く第三弾映画! …と言うものの、“犬鳴村”は実際に存在した村、“樹海村”は富士の樹海を表してる。
今回の“牛首村”は完全、オリジナルのフィクションではあると思う。 この監督、‘呪怨’などのシリーズ様々、描いているが、何度か映画感想で書くが、私はホラーは見てこなかった人間なので、存じない。
ただ、映画館スタッフ経験から、確か“犬鳴村”か“樹海村”の時にパンフレットをグッズ売り場で拝見し、監督の名前を知った。
ホラーは新人女優の登竜門だったりするので、多分、知らない俳優ばかりよなと思ったら、主演はkōki、じゃないですか…。
映画館スタッフ時代にキムタク一家が映画を見にくる際に対応したのですが、まだkōki、も小さな頃でしたね。
本人を見たのはそれが最初で最後なので、大きくなったなぁとしか思えませんが。小学生ぐらいの時に姉妹を見かけましたね。
さて、そんなモデル・CM活動を主にしてるkōki、の初主演映画ですね。んん…怖かった。
清水監督の演出が細かすぎて…初めて見るけど伏線と言うよりは、まぁ幽霊の様な存在を冒頭からチラチラ匂わせてたのですが、回収すると言うか。
ちなみに、タイムリープではないけど、異世界と現実世界を行ったり来たりするので、場所が分からなくなるのが苦手な人にはお勧め出来ません。
コロコロ、過去と今が入れ替わる訳では無いけど、後半はまぁ過去と今と切り替わりますかね。分かりにくくは無いけど。
さて、あらすじと感想を書いていきたいと思います。
映画『牛首村』あらすじ
女子高生YouTuberのホラー体験シリーズを撮ろうとする女子高生達。いつもは二人組だが、1人、マスクを被って参戦する事で、3人、廃墟での撮影に及んだ。
廃墟の中を進む3人は、マスクを被った女の子だけ、異世界に通じるエレベーターに閉じ込めまれた。
彼女はエレベーターで牛のマスクを被ったまま、何か分からない違和感に襲われる。 身体中を手で覆われる感覚に襲われ、マスクの隙間から見えるその手は、身体を確かに掴んでいた。
エレベーターの中から叫び声が聞こえ、慌てて2人は今は稼働しない筈のエレベーターの扉を開けると、彼女牛マスクの詩音(kōki、)は宙に浮かんでる様な状態。
詩音は腕に掴まれ上に挟まれ、彼女達2人が開けたタイミングでその様子が伺え、すぐに下に落ちた………。
場所は変わり、東京。奏音(kōki、)は手に包帯をしていた。奏音に好意を持つ蓮(萩原利久)が卒業前に遊びに行こうと誘われる。
奏音は腕の怪我を聞かれてもよく分からない傷とし、蓮につれない返事を返す。
奏音は家に帰り、父(田中直樹)との食事を終え、スマホでピアノ演奏をしたり、子守唄の様な歌を口ずさんだり過ごしていた。
怪我の傷を見る度に違和感を覚え、人の気配と言うか手の温もりを感じゾッとする。そして、スマホのSiriが勝手に起動…。
スマホを放置するタイミングで、お父さんからの部屋のノックが。暫く家に居ない旨を告げられる。
後日、奏音は、カフェのバイトに行くと、蓮が面白い動画があると、バイト中の奏音の元に。
バイトをサボる様な形になり、外で話す蓮と奏音。 動画には、女子高生達の廃墟探索動画が。そこには牛のマスクを被った奏音そっくりの女子高生が。
気になる奏音は、家に帰り1人で過ごしてるとやはり、何か違和感が。窓に指で何か描いた子供の頃の記憶が朧げにある。
また、Siriが勝手に起動。“ヨリシロ…ヨリシロ”と話すSiri。
怖くなる奏音は、乗り気ではないが已む無く蓮と夜行バスに乗り、動画の町を目指す。
その場所は富山県。着いてみて、蜃気楼が拝める場所に時間帯に着いたので、海を眺める蓮。
奏音も眺めてると、2つの大きな橋が。そこをずっと見ていると、多数の人影が見えた気がした。
同時に違和感を感じ音が消え、奏音の後ろにも多数の人が。 振り返ると、何も居ず、着いた駐車場だったが、車止めの縁石に座っていた蓮がバックしてる車に当たるのを「蓮!後ろ!」と叫ぶ奏音。
蓮がコツンと当たってしまい、運転手が出てきて「なんでこんなところで座ってるの、ダメだよ」と言われる。
それが縁?で山崎(松尾諭)と言う運転手がバスの停留所から移動を考えてた2人の同行をする事に。
廃墟の場所は、街では有名な心霊スポットらしい。そこに案内の途中に、トンネルをくぐり、「牛首」を知ってるか?と2人に尋ねる。
このトンネルの中の岩が牛に似てるからだと通り過ぎるが、全く牛っぽく無い。
…と言う事は、牛にも見えない。そして、心霊スポットに行っても、その後も話しが出てくると言うので、生きて帰らない訳では無い〜と言う話をしていた。
山崎は、前を見ず、2人と話していると、何もない筈の廃墟迄の真っ直ぐな道路の前に女子高生の姿が。
ドン!と言う音と共に、女子高生はフロントガラスを伝い、屋根の上にゴロゴロと音が聞こえた。
山崎は慌てて車を止め、誰も何かに当たった姿を見ていないので、“何かが当たった”認識で、周りを見る為に車から降りる。
だが、周辺には誰もいない。 車が去った後、道路脇にはお花や飲み物が添えられてる草むらが。
心霊スポットにつき、山崎も誘われたが、若い頃散々行ったので行かないと、その場で待つ事に。
奏音と蓮は中に入り、蓮は屋上迄の道を確かめに先に行く。奏音は取り残され、場所を見返すと動画と同じ箇所。そこを動画を見ながら、少し見続け歩く。
蓮に声を掛けるも届かない。蓮は1人、屋上に着いた。 屋上で便意を催し蓮は屋上から立ちション。
下で待っている山崎にかかり、山崎は引いて避けて待つ。 小便が切れた後に、屋上からその水溜りに大きな何かが落ちる。
山崎は近寄って見るが、何もない。屋上の景色が写り、そこから何かが落ちてくる…。
ボタンと落ちたと思ったら、その影は幻影の様に消えた…と思ったら、また同じ映像が映る。
その次の瞬間、その水溜まりには大きな塊でも落ちたかの様に波紋が広がる。
実際は、何も落ちてないのに、その波紋が何回もボトンボトンと落ちてくる何かが波打って消えてはまた音がして。
流石に山崎も驚き、その場を離れる。
立ちション中の蓮の背後には、女子高生の様な姿が見えた。それに気付かない蓮。徐々にちゃんと、奏音の声が聞こえ、小便を止めようとする蓮。
正面に向き直し、尿意を止め下着をしまうと言った時に、また背後には牛のマスクを被った女の姿が。
小便を終え、屋上に入ってきた奏音のタイミングで、その影は無くなる。
また廃墟の中での探索をする2人だが、奏音が夢中になって、規制のテープを破り、エレベーターの中を見ようとしたりする。
取り憑かれた様な奏音に、蓮は少し引き、これ以上危ない事があったら怖いと廃墟を後にする。
山崎と一緒に訪れたホテル。奏音達は特に次に行くヒントも無かったが、山崎に奏音とそっくりな人の例の動画を見せると、ウチの卒業校だよと。
とりあえず、休み、海に行く奏音と蓮。海岸では、海の先に奏音がまた、人影が見えた気がする。
蓮は奏音に危ないよと離れた処から見ていたが、その奏音の元に行くように同じ位の歳の男の子が近づいて行くのを止めようとする。
奏音を通り過ぎ、男の子は“詩音、詩音”と呟き、海の中へ。止める蓮。助かる男の子は、奏音を見て、詩音!と抱き締める。
引き剥がす蓮。どうやら、奏音とそっくりの詩音の知人だと思い、話を聞く。彼の名は翔太(高橋文哉)。
詩音の彼氏だと言う。詩音の話しをしながら、村に行くと、奏音を女性が抱き締める。
詩音の母…風香(堀内敬子)だった。紛れもない、詩音は双子の妹だと知り、戸惑う奏音。
奏音はこの村に触れ、この村に泊まると不思議な感覚に囚われる。また幼い頃の、双子の夢か。 奏音が女に連れてかれる…何かの儀式…そして窓に書いた絵。
その中で、女の子が村で化粧を施されお祝いさせられ、傍にいた双子もはしゃぎ、村の子供はお菓子を食べたりお祝い事のような画像を見る。
双子が夜、綾子と妙子が隣同士で眠っていて、妙子に牛の被り物をされる。綾子は両親が行った処で、妙子の被り物を取り、自分で被って遊ぶ。
すると、親達が戻ってくる様子だったので、被り物をしたまま、眠るフリをする綾子。
綾子はカゴに乗せられ、祠かの穴に落とされる。被り物から見える景色、大人たちは妙子では無く綾子と気付くも、綾子を置いていく。
綾子が身体の痛さに違和感を感じ、暗い穴で蠢く。
…そんな夢を見た奏音は、悲鳴と共に目覚める。両親が駆けつけ、どうした?と聞くと、奏音は第一声に、「綾子さんて誰?」と両親に尋ねる。
下の階に行き、祖母の居る部屋に辿り着き、綾子の話しを聞く。 祖母妙子(竜のり子)は双子の綾子の話しをするが、寝たきりに見える妙子を、祖父(麿赤兒)は、妙子は弱ってるのだから,そのまま寝かせてくれ!と言うと、妙子は急に起き上がる。
「弱ってなどいない」と元気に伝えると、またパタりと寝てしまう妙子。
翌日、蓮と翔太と奏音は山崎の泊まるホテルに行き、翔太は、山崎に案内されたと言う2人の話しを聞き、山崎が偶然にこの村の話や地元の廃墟を知ってたら、偶然にも卒業生とは怪しくないのか?と言う。
そんな事なかろうと、蓮はなかなか降りてこない山崎を迎えにエレベーターを登ると…目の前にちょうど山崎が。
山崎がエレベーターに移る自分の姿は牛の首を付けている姿が見え、発狂。其れを気付かない蓮は必死に止めると、エレベーターの隙間から無数の手が見え、蓮は手を離す。
山崎の狼狽えた時に、蓮も驚き、突き飛ばすと、待っていた筈のエレベーターが、地べたに這いつくばる格好の山崎の下半身に落ちてくる!
エレベーターはギシギシと音を立て、そのまま、落下!エレベーターに残された山崎の下半身と、エレベーター前にある上半身は分断され、エレベーターは下の階に粉々に落ち砕けた。
放心する蓮と翔太と奏音は、その事件を後に駅のホームの様な処で天気の悪い大雨の中、話す。
翔太は言えなかったが、動画の女子高生2人は、あの動画の後に死んだ…と。そんな事、言えなかったんだと苦悩する翔太。
怒る蓮。もう、詩音は生きていない!と翔太が泣き叫ぶが、詩音は生きてるよ…と言う奏音。
蓮は、こんな処、もう帰ろう!と、村を後にする。 奏音は、この村で、翔太と詩音の場所を模索する。
詩音を探す間にも、奏音は不思議な目に遭い、またSiriが勝手に起動したり違和感や人影を感じたりするのだが…。
村から離れた蓮は、またバスに乗って帰ろうとするが、違和感を覚えた時に、バスの窓を見ると牛首を被った自分の姿が写り…!
蓮は周りを感じると、村にいる様な大勢の人達の姿が見え、捕らえられてしまう…。
蓮は原因不明の死を遂げ、病院に居ると聞いた翔太と奏音は慰安室に向かう。
血の通わない魂の抜け殻の蓮を見て、奏音は泣き叫ぶが。蓮!動いて…!と叫ぶ願いも虚しく、蓮は動かない。
悲しみを苦しみの先に、詩音には会えるのか…2人はこの村から抜け出せるのか?
映画『牛首村』ネタバレ感想
監督が散りばめた細かいタネが、冒頭から多い。幽霊なのか呪いの何かか、最初は分からない影が多く出る冒頭。
最初の女子高生達が廃墟シーンでの時々、現れる何か。影。エレベーターの中で閉じ込められた時に詩音に襲いかかる複数の手…。
双子だから連動してると言う説明は一切、無いので奏音が違和感を感じつつも最初に出た時に手に包帯を巻いてて、エレベーターで何者かに引っ掻かれた詩音の手の跡が奏音にも出る傷。
奏音が自室にいた時に、陰で示された暗示や、Siriが勝手に“ヨリシロヨリシロ”言うのは、恐ろしい。
“ヨリシロ”とは、神霊が現れる時に宿ると考えられてる…と言う。(辞書から)
この村の言い伝えだとか、ハッキリとした様な感じではないけど、7才を迎える前に子供は皆、神が宿ってる様だが…この村では、忌み嫌われてる双子。
双子が多い村は子供のどちらかを、生贄にして、子供の姿のままだと生贄には可哀想だからと牛の首を被せる様だ。
祠の中の穴に落としてしまう風習みたいだが、綾子は助かったと言う表現で。
双子の本来の生贄の妙子が村を出ていく時に、祠に行くシーンがあるので、恐らく、綾子が生きてる事を知っていたのだと思う。
だが、最後のクライマックスシーンでは、タイムスリップと言うか、村の過去での体現をしてる翔太と奏音が見た綾子は、7歳前?で落とされた穴から2年後…9歳辺りで他の子供やらを食し生きてた綾子を見つける。
だが、奏音の記憶では、奏音と詩音が2人で遊んでいた時に奏音が連れ去られた数時間は、大人の綾子に連れていかれてる記憶がある。
翔太と奏音の体現では、9歳位の綾子は洞穴に再び落とされ重傷を負っている様なのに、幼い頃の奏音と詩音は大人の綾子に会ってるので、重傷を負いつつも、村の誰かに助けられて洞穴で一生を過ごしたのかも知らない。
また、クライマックス前に、詩音の身体に綾子が覆いかぶさった際に、詩音の身体に乗り移ったと思われる。
崖のシーン前には、詩音の身体が多くの洞穴に落とされた子供達の呪いでボコボコになり、身体が綾子になっていた。
そして、奏音が詩音が1人で死ぬなんて可哀想と崖から飛び降りるタイミングで翔太も落ちてしまうが、これがタイムスリップの鍵の場所だとは分かっていた。
現世に戻ったと言うより、この富山県の蜃気楼という現象を生かし、夢現の世界を見てる、過去を体現もしてると言う設定が、分かる。
多分、体現は洞穴の処だけで、あとの村に逃げられた場面や詩音の身体に呪いが現れた場面は夢現の幻想にしかすぎないと思う。
洞穴や崖は村が廃れても同じ場所があったので、過去を体現出来る場所として好都合だったのだろう。
タイムスリップと言うよりは、過去を見てる事=その土地の記憶を体現。お婆ちゃんの記憶を視るシーンも、牛首の石を通して体現している事…。
後は、瞳に移る景色だったり人だったりを“通して”過去の村の記憶を体現しているのであって、タイムスリップではないかもしれないと言う認識。
他は夢現(ゆめうつつ)であり、蜃気楼が見せた幻と言うのは、恐らく…麻薬みたいなもの。
古い村にも幻想があるかもしれない。どんな場所にでも、過去の体現とは違う、麻薬の様な霧を浴びるとそう言う現象が起こると言う設定ではないだろうか?
〜なんて思ったら、視えない筈の無数の手が移る冒頭のエレベーターシーンだったりも、別に蜃気楼的な煙に包まれてとかでは無いので、不思議な現象は蜃気楼が見せた幻説は違うみたい。
全て霊によるものという話しですね。分けてるのは、過去への体現は、過去の場所と同じ場所が現在にあるという事だけ。
冒頭のエレベーターの中と祠が繋がっていた、崖から落ちて同じ場所に戻ったので、そこも繋がっていた。
最後の、綾子を閉じ込めるシーンですが、過去の綾子は生きていたであろう考察…妙子が村を出ていくまでは生きてたのかもしれない。
いや、でも、村を出て結婚して、奏音達の母を産み、奏音と詩音の前に現れた綾子はそんなに老けては居なかった…。
時系列で考えると、綾子自体が幻みたいな感じなのかな?それとも、双子が村に戻った…妙子が村から出てもこの村に帰ってきた?タイミングで里帰りした双子の親???
すると、綾子は相当な年齢まで生きてたのか。多分、そうだろう。 妙子は綾香の為に村に戻ったとも取れる。
考察は尽きないけど、結局、フィクションなので、全て綾子が死んでから幽霊になり、起こした事。
祠の死んでいった他の双子と共に起こした事だと思います。
映画『牛首村』から辿る実際の富山県心霊スポット“坪野ホテル”
現実にあったら怖いけど、本当に“牛首村”はないから安心!と思ったら、この“牛首村”のヒントになる富山県の心霊スポットはある様です。その名も“坪野鉱泉”。実際に、“牛首村”の撮影は、この場所でお祓い後に行われたとか。(“ホテル坪野”で撮影 映画.comより)
また、この場所は、80年代を風靡した?霊能力者宜保愛子さんも行くのを拒否しているそうだ。(※上記の映画.comのリンクに記事が書かれている)
映画『牛首村』から辿る実際の富山県“坪野ホテル”少女失踪事件
実際に、この県での少女失踪事件があり、この“坪野ホテル”に心霊現象を体験しに行った少女2人と言う話があるが、それが平成8年の事で、遺体として見つかったのが、2020年だ。そう考えると、近年だよね、事件が解決したのは。
ウィキペディアに書いてあるけど、簡単に言うとこの心霊スポット、富山県‘坪野ホテル’に行くと言った少女2人が、行方不明になったと。目撃者が20数年も黙っていたのは、少女達が海に車ごと落ちたのでそれが本当なら事件性は無く事故と言う事だ。
でも、車内から“沢山の人骨が見つかっていた”点に怖さを感じる。多分、少女達にバラバラになった人骨なら-…分かるが。他の人骨もあったのだろうか。 ただ20数年もの経過で損傷が激しいと。だから、実際は分からないですよね。(ウィキペディア“坪野鉱泉”より)
Googleアースで検索すると、実際、少女達が転落した駐車場と心霊スポットは離れていた。だが、上記の“坪野鉱泉”の少女失踪事件を見ると、目撃者は少女達が“車から降りようとした”表現がある。 もしかして、夜中に心霊スポットに行ったものの、呪われて駐車場で降りようとしたのに降りられず転落?と想像してしまう。
なんにせよ、心霊スポットなんて行くものではないです。
某区での心霊体験?!
心霊体験?その1
私自身、心霊体験はしてない…と書きたいですが、もしかしたら過去ブログのホラー映画の時に書いたかもですが、働いてた某映画館の前に同区でドンキで働いてました。そこは、お墓がすぐ裏にあり…。怖いの嫌いな私。そんな事、あるわけないけど、「すみません〜」と女の人に声がけされました。
ドンキのブランドコーナーに居たのですが、そのレジは今と作りが違って、コの字と言うか、四角い作りでした。 レジの奥側、つまりレジと反対側のショーケース側に居た私がレジに「は〜い」と言って戻ると、誰もが居ませんでした。
それきりドンキでは心霊的な事はなかったですが、若気の至りで?怖いの嫌いな私が当時20代でみんなで夜中まで呑んでた時に、有名な墓地に行った事はあります。 何も無かったですけどね。 昨年、実は夕方頃にも行きました。それは、お墓参り代行の仕事でですが。
心霊体験?その2
さて、映画館にバイトで入った13年前、2009年に奇しくも?某区…同区の映画館でした。仕事始めて3年後くらいに、部署替えでコンセッション(ポップコーン売り場)に居た私。当時のリーダーが裏にいて、表レジは私だけ。
女の人?男の人?の声で「すみません〜」と聞こえ、下を向き補充作業してた私が顔を上げると誰もが居ません。 裏に居たリーダーに「呼んだ?」と聞いても呼んでないと。で、そのタイミングでそのリーダーが後ろを向いた瞬間、「バカだから」と小声が聞こえました。
「え?(馬鹿って)何か言った?」とリーダーに即レスしたものの、「言ってない」と。確かに声が違った様な?でも、リーダーが信用出来る相手でも無いので信じてませんが…。本当に霊だったのかも?
心霊体験?その3
同映画館にて、やはりコンセッションで、2階に居ました。そこはほとんどお客さんが来ません。混んでる時は、めちゃくちゃ人が来ますが…。 ただ、やはり1人の時に女の人に「すみません〜」と言われ、顔を上げると…誰もいないのです。
周りの仲の良い今でも付き合いのある友達に聞くと、そんな事体験した事ないと言われます。ただ、その人達は私より遥か後に入って来たし…と思ったのですが、最近でも、霊感があると言うスタッフ(あんまり他部署でその後輩を知らない)には、‘居る’とは言われます。
心霊体験?その4
心霊体験では無いかもですが、私がコンセッションからフロアスタッフになった時に、お客さんの寛げるロビーで立ってずっと壁と話してる女性が居ました。 映画は1作品大体、2時間です。フロア仕事で、トイレチェック、スクリーン30〜1時間に1回のチェック、フロアの清掃をこなして戻るとまだ、そのお客さんがいる。
今と違って、イヤフォンなんかでスマホで会話する習慣はあまり無かった時です…。ここ数年ですよね、スマホを耳に充てずに会話するのは。なんで…2017年頃にはハンズフリーだったと思うのですが、そうすると5〜6年前ですね少なくとも。
その女性、少なくとも15〜30分は壁とお話ししてるので、その時、もう心霊現象を感じてなかった?私は“まだこの映画館付近に居るのかも”と思いました。 あ、その女性、放っておいたのですが、KYな社員が「お客様どうされました?」とお声がけしたそうです。
普通、そう言うお客さんに声掛け懸念するけどね…。そうしたらお客さんは「神さまと話して居た」と言っていたそうです。
映画館での心霊体験?
その話は結構過去ですが、その未だに、霊感があるスタッフには居るとまた聞きしてますが。なかなか、心霊あるよとは思いたく無いですけど、霊ってお墓よりは明るい場所?人の集まる場所や水場にいると聞きますよね。 病院に居たりする?
まぁ、霊感がないので分かりませんけど…映画館には映写室があります。早朝、映像チェックを数年前までしてたのですよ。 ちなみに、映写スタッフは居なくなったのです、デジタルになってから。
ですが、朝の映像チェックを社員では無く10年以上もスタッフがしてましたね。私が辞める前…2020年頃には何故か社員がやる事になったみたいですけど。 そんな事より、映写室が怖いと言う話ですよ…。
真っ暗なんです。電気を点けて映写室から映像チェックを朝してた時、毎回怖かったです。まぁ、そう言う時に限って、何も無いんですけどね………。
心霊体験とは別に、エントランスの処で、カラスが死んでた事は2回あります。高層ビルやマンションが多いから何か鳥の計器の様な方向感覚が狂うのでしょうか???
初めて発見した時は、叫びました。カラスが死んでるだけで無く、その死んだ鴉の横に2匹囲う様に鴉が居たんです。怖い…。 一度で無く二度とあった事が怖いですね。
ただそれを見たのだって、2011年頃の話ですけどね。相当前ですよね。怖いので、塩持っていって撒いたり勝手にしましたよ…。
さて、そんな怖めの映画館を霊感があるかた見たら、どうか祓って下さいね。お願いします。
映画ですが、そういえばなんで牛なんでしょうかね?村で身近な存在だったからか?
牛と言えば、西洋は悪魔で牛の首と人間の身体のサタンがいますね。
それはそうと、映画の評価は星3くらいかなと思います。★★★
映画『牛首村』国内外評価
英語サイトIMDbでの映画『牛首村』の評価は5.1/10。
日本での評価サイトallcinemaでの映画『牛首村』の評価は5/10。
KINENOTE での映画『牛首村』の評価は、59.4/100でした。
『牛首村』の国内外の評価は低めですね〜…。
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