ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝 – 永遠と自動手記人形 -感想

2019年作品。

『ヴァイオレットエヴァーガーデン 外伝』感想

TVシリーズを見てない故、私が語って良いかは分からないが、この映画は、TVシリーズを見てなくても、単体の映画としても見れます。 完全オリジナル…なのかな? TVシリーズの続編が2020.09に始まるので、サラっと感想書いておこう。

 まず、‘ヴァイオレット・エヴァーガーデン’と言うのは人の名前である。 自動書記人形と言うが、人間が手だけオートメーションと言う印象なのだけど。 この、ヴァイオレットちゃん、えらく容姿が美しい。

 そして、クール。まさに、クール&ビューティーなのだ。 本当に気持ちまで、クールっぽく、表情を表さない。TVシリーズで触れているが、戦争で戦に出ていたそうで。元々クールなのか、戦に行ったからかは、TVシリーズ見たらわかるのか?

 そんな彼女が出会ったのが、ある女の子。イザベラ。イザベラは幼い時、捨てられた子テイラーを其処を、妹にすると処から、話しは回想へ。 妹にすると言っても、子供が子供を連れて育てて教えていくには限界があり、イザベラは富豪の養子に、テイラーは孤児院に貰われる。 

イザベラは、テイラーの件で心に傷を負い、鬱屈とした日々を過ごしていた。 花嫁修行の為に、高校に行くが、そこで家庭教師に来たヴァイオレットちゃんが、イザベラの心の鍵を開けると言うストーリー。 まぁ、救えるか?って話しだ。

イザベラは、心を閉ざしているが、ヴァイオレットのクール加減に、其れを崩したいとも思う。“一緒に学校に行ってくれたら”と、ヴァイオレットは制服を着せられ、学校に通う事になる。 その女学園は、清楚な感じの、そして厳しい学園。だが、ヴァイオレットは、ほぼ、一通りのお作法ごとをこなしてしまう。 ヒロインは、ヴァイオレットに触れ、変わっていけるのか…。 

結果は、変わっていけるんです。その間に、ヒロインは“友達”と言うものをよく分からずで、ヴァイオレットとお風呂に入るシーンもある。 もう、本当に触れ合って、女学院と言う事もあり、百合百合な展開でした。 TVシリーズ本編では、結構、ヴァイオレットちゃんが、少佐への想いを語ったり、代筆の書記をやる会社では、男性も居るけれども、この映画は女性率は高め。 

 次第に、ヴァイオレットへ、イザベラがテイラーの話しをし、イザベラに手紙を代筆して欲しいと迄なる。 3年後、テイラーは手紙を手にする。テイラーは、字が読み書き出来なかった子供だった。孤児院から、出て郵便配達員になりたいと思っていた。

其処で偶然にも、ヴァイオレットの自動書記サービスの会社に…。 と、運命の様に、最初、点がバラバラだったストーリーは、線になります。 その上で、ヒロイン イザベラと、妹テイラーは再会出来るのか? 笑いあい、幸せになって欲しいと、心が暖まるストーリーです。

京アニが得意とする、リアルな背景から、豪華なお屋敷や画面から出る美しさまで、満足の1本と言えるでしょう。 誰もが、本編見ずとも見れる、単体の映画としての作品になっているのは、流石です。 

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