面白い。 何度となく、金曜ロードショウで見た。 劇場で見た事は無いと思う。 だが、公開当時、アニメ雑誌‘アニメージュ’にて、全員プレゼントに応募していた。 キキ(ウルスラも)の声優 高山みなみのCD。貰った。 それから時は経ち、もう、今日31年目。去年は、30年目だったんですね。
主人公は魔女になりたてのキキ。正確には、魔女の血を受け継ぐキキは、13歳の誕生日を機に魔女の居ない街に旅立って独り立ちしなければいけない。 自分の田舎を飛び出して行ったキキは使い魔の如く一緒にいる黒猫のジジを連れてホウキで空に飛んでいる。
ジジとだけは、喋れる。 お喋りしながら、ラジオをかけて飛んでいると、上空に他の魔女を見つける。 他の少女は、‘占いが出来るから’と話し、早々、街を見つけ離脱していく。
キキは、大きな港街を見つけ、そこにしよう!と降り、街の住人に「ここに魔女はいますか?」等と聞く。 大きな街で、誰も答えないが、キキは気に入り、得意げに飛ぶ。
よそ見をしていると、車に轢かれそうになり、警官に注意された。歩いていると、少年が話しかけてきた。キキは、自己紹介もしない少年に失礼だと話す。トンボと名乗った少年。 先に進むと、パン屋から出てきた店主がお客さんの忘れ物を手に、お客さんを呼ぶ。
声は届かず、パン屋の店主オソノさんは身重の為、追いつけなさそう。ジジは、自分が運ぶと申し出る。 ホウキでひとっ飛び。そして、それが縁でオソノさんの家にお世話になる。パン屋に居候をしながら、宅配便をやる事を思いつく。
いつ見ても、パン屋は美味しそうだし、トンボとの初恋も気になる。そして、ウルスラさんの絵の素晴らしさが分からないし、ニシンのパイの子供は憎たらしくなる! でも。情操教育に良さそうな、少女の成長の物語。おススメ出来る!ジブリの逸品。
星4つ。間違いない。
昔、アニメージュの企画で、小為替送るとオリジナルボイスCDがもらえ、キキの高山みなみのそのCDを何度となく聞いていた。‘元気になれそう’という合言葉に、ずっと元気をもらえるCDだった。
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