2024年前半No.1邦画アニメ 58分の感涙体験…『ルックバック』(ネタバレ)感想

2024年作品

2024年作品、ドラマ・サスペンス邦画アニメ、藤本タツキ原作。2024年6/28公開。手描きセル画による作品。

ミニシアター系からスタート。 ヒューマントラスト渋谷で鑑賞。客層、友達・単体ほぼ。ファミリー向けでは無い?からか。暇潰しに1時間しないこの映画を見に来たと言う男性達が隣の券売機で話してるのが聞こえた。短編だし埋まらない座席。 1/3くらいかな。

タツキが大好きな趣味の映画…初見の人が来るのは構わないが映画好きが来て!ザワザワすんな!と思ったものの、終わりはスンスンずるずる。感涙の嵐。 なんかキョウモトのシーンで驚き過ぎたのかドリンク?落としてた人いたわ。

こちらの映画館は久々だったが、小さすぎ、最前見にく過ぎ。 でもアニメだし気にならないかと見たら音響近過ぎた。

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ヒューマントラスト渋谷 の壁面デカいポスター↑

★★★★★

感無量、星5。絵を描く人、クリエイトする…孤独に作品に全てを捧げた人へ響く。 語彙力無くなる…。 既に2021年原作漫画を読んだ人なら分かると思う。

言葉なんて出てこない“ありがとう”の集大成。 生み出してくれた天才!原作者 藤本タツキにありがとう、アニメ監督押山 清高にありがとう。配給にありがとう。

そして、全てのチルドレンに…ありがとう。パチパチパチパチパチ…。

…はい、感想は此処でお仕舞い〜と思ったが、ちょっとだけ書こう。もう本当に語彙力無いって…とは思うものの!  アニメ映画化の話しを聞いた時に、え?声優さん誰?と。 ヒロイン2人を務める声優は“女優”。 女優なんかに務まるの???

オトナの声の藤野、幼少期の藤野、中高生の藤野…年齢毎の演技が出来るのかい?と思った。なんでや、女優て。 

ただ蓋を開けてみたら…ん?女優なのにう、上手い? ただなんで京本だけ、方言? 出身は山形秋田。 んーーーー???山形秋田弁ふだり”でしゃ“べん”でな“い”の“?(2人共方言で喋るんじゃ無いの?の意)

ちなみに私と夫の両親はたまたま東北。東北弁には馴染みがある。 …あ、今回1人で見ましたが、もう何百回も見たいかも。でも最初っから泣いた。

声優さんは2人とも、上手かったです。特に終盤フジノの大人編の担当と電話で会話してる喋りが上手い。“はいはい…はーいい”みたいな会話がマジ、フジノ。 藤野歩は河合 優実。芸歴以外に長い23歳。 京本は吉田 美月喜、更に若い21歳。

2人とも都内出身若手女優なのね。キョウモト…の東北弁、上手いね。 え、上手いよね?あれ…私の親の東北弁聞いてて差違は無いと思うんだが?東北人からしたらわざとらしいかな?

フジノはもう、聞いてる内にフジノじゃん…って思える。自尊心が高くて“ふ、ふーん”って感じがマジ、フジノ。(2回目) はい、声優さんの感想は終わり。

次、音楽。 最初、大きい!音が大きい!この作品は音で魅せる作品じゃ無いよね?と思ったの。いっちばん最初のBGMがうるさいくらい大きかった(最前で見たから?)。 が、あとは音と映像の融合はある。 やはりたまに大き過ぎかなと思う場面もあった。

エンドロールの讃美歌は、タツキっぽい。タツキの作品に合う。マジ、合う。

さて、絵はセル画で監督が全部描いたとか聞いたが、ま?監督の執念というか力の入れようがあるな…この人もまた鬼才。

………最初書いた様に、語彙力無くなるんすよ〜。マジで無い。良かった…良かった?いや、キョウモト死んじゃったじゃん、寂しいじゃん。いやいや、ifのフジノが助けに行って…だったら良かったのに。

でも…でも!ハッピーエンドだとタツキ作品じゃ無いかも。チェンソーマン(第1部)の終わり方もね、私の大好きなマキマさんがアレしちゃったので。残念です。ファイアマンは?ファイアマンも訳の分からない終わりかたかもね。ある意味幸せなエンディングだけど(!?)

元映画館スタッフとしては映画館出てきて良かった。描写も細かかった。

美術で言えば山形秋田はあぁいう雪具合なの?幼少期に親の福島(城下町)と秋田(由利本荘市)行ったけど雪はちょっと思ってたのと違ったから、山形タツキの出身側の秋田はあぁいう感じなのかも。 タツキ自身、秋田出身なのに舞台は秋田じゃ無いのか。(←修正部は初期の感想。山形と思ったのは京本の行く美術大学のモデルが山形と聞いたので)

原作漫画出た時に、タツキ自身の話だったのかななんて噂もあったね。ヨタ話しだけど。

あとは言いたい事はあんまり無いかな〜…。 あ、1つだけ!フジノの部屋の小物で目覚まし時計が紫で初号期(エヴァ)かと思ったよ。 あと家庭環境の事!フジノの家って裕福。キョウモトの家は放任主義すぎ。

そう言えば、フジノのスキップの表現だが、上手く描けてる。フジノは世界一、スキップ下手笑。

個人的には…公開初日に見たかった。行くの遅かった、マジでパンフもグッズも売り切れて残念。 だからファンアートを自分で描くしか無いなと。 描きました。

あぁ、何度でも“ありがとうございました”(合掌)。 2人が…尊い、尊い。

映画『ルックバック』公式ホームページ→https://lookback-anime.com/

映画『ルックバック』(画像:IMDbより)

映画『ルックバック』パンフレット感想

パンフレット、他の映画館で買いましたよ〜…^_^!(2024.07.03) パンフレット大好き!見応えある…。 映画館スタッフだった時にストアスタッフの時は(スタッフポジションはマルチ化の為、日によって違った)パンフレット見本ずっと読んでた。

上記の感想を書いた際は、知識はなく、2人の出身は山形と書いたのを修正しました!そして、秋田県にかほ市から(公式)ルックバックの舞台だよと言うツイートもありましたー。

さて…と言うわけで(!?)、めでたく…チェンソーマン…いや、ルックバックの作者 藤本タツキの出身地 秋田が脚光を浴びて嬉しい限りです。 タツキ秋田、監督福島出身という訳で、私は両親が秋田と福島な為、めっちゃ嬉しがってます。

パンフレットにはその美術…造形も去ることながら、作者×監督の対談もある訳ですよー。見応えありますねー! タノシカッタ…。 是非、ご興味あるかたはパンフレットも参照してみて下さーい。

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祝!映画『ルックバック』上映劇場追加!!!

まだまだ〜上映館拡大の兆し??!イケーーー!ルックバック!とりあえず、元職場も大手映画館で上映決まりました!やったぁ!しかも、パンフもサントラもまだあるそうです。 ミニシアター系で見に行くの億劫だったかたー?ミニシアターよりも大きなスクリーンで見たかったかたには朗報ですね〜^_^


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