コカインHiな森のクマさんコメディの決定版 2023洋サスペンス!『コカイン・ベア』感想

2023年作品

2023年コメディサスペンスかなッ?!

CMがポップぽく少し話題になった作品。コメディで笑える感じ?かと思ったらやはり、サスペンスで結構血みどろ笑。

コメディホラーやコメディサスペンスをコメディと思って見るべきではない。R指定じゃ無いからと言ってエグくない訳では無い。

もぅ始めから明るいかんじで?!やられていく。 bear、それは森の熊さん。野生だ。強いぞ。

2023洋コメディサスペンス『コカイン・ベア』あらすじ

麻薬密売人がFBIに追われ、セスナ機から犯人(組織の売人)はコカインの入ったバッグを森に落とした。

森の中にはあろうことか熊さんがおり、そのバッグをオモチャに探ってさぁ大変!白い粉が降りかかり、クマさんはご機嫌になっていく…。

誰にも渡さないぞ!このバッグと言う熊!組織のバッグが落ちた地点を探す組の人間達、そしてFBI!

更に森を散策しに来た少年少女に森林警備隊、観光客もたまたま居合わせ…コカインでHiになった熊さんが暴れまくり人間をも攻撃!

果たしてコカイン全部は誰の手に?!衝撃のサスペンスコメディで熊×コカインの決定版!?後にも先にもこんなコカインベア見た事ない!!!???

ホラーといえばサクッと見れる短時間!ホラーでは無いけどエグくもあるコメディでサスペンスな熊さん映画1時間35分!

貴方はこの短時間にナニを見せられているのか…??!

コカインHiな森のクマさんコメディの決定版2023洋サスペンス!『コカイン・ベア』感想

ベアーがHiなサスペンスコメディ。ダークコメディ…って事です。

舞台は80年代…過去と言う設定〜現代では無いのか。 ポップな音楽に乗せてセスナ機が飛んでいる。

コカイン入りバッグを下ろす〜いや、警察に見つかってしまったから投げ込んだと言う冒頭。あまりシーンに説明は無いのでやかましい音楽の楽しそうな始まりしか印象にない笑。

一応、正確に言うと1985年、麻薬密輸業者アンドリュー・C. ソーントン2世は飛行機からコカインを落とした。落としたアンドリューも投下しようとパラシュートを付けたが、転落死…。

展開が“なんでコカイン、クマに与える事に?”に尽きる作品だがまぁ………色々映画もやり尽くしたんでしょう。

動物愛護的に引っ掻かるかもしれませんけど…始めたparty、終わらないparty笑。

兎に角、エグさはやはりあるよとしか言えませんでしたね。コメディだけでは無いので! 最初から森にいた観光客カップルのピンチや、ティーンエイジャー(子供達?カップル)の森への遊び等々で色んな人物がエンカウントする。

それはそうですね…登場人物、少人数にしただけでは話しは進まなさそう。どの人物にもスポットライトは当たってるし物語がある。

モブキャラ!って感じの影薄い存在は居ないし、この物語が意外に作り込まれてるのがご機嫌な感じではある。

ティーンエイジャー達は好奇心で森で恋愛ゴトしに行く訳でも無いし、この子達が寧ろ、組織の人間達よりもオチを掻っ攫うのが流石外国映画って感じはする。

日本人だとどうしてもモブっぽいのは理由も付けないで終わるか、ちゃんとした人物達の筋書きを書いていくと思うんだけど…。

組の人間の落とした話しならその人達が“主人公”と決めて話しが進む感じになるのに、この映画だとこの子達がキーパーソン?!笑

いや、主人公は熊………。そんな事無いか。熊目線で描かれてないから。 とりあえず分かり易くそれぞれの立場でまとめてみよう。

『コカイン・ベア』による登場人物達
①コカイン売人を追う!刑事ボブ

密輸業者のアンドリュー.セント〜が転落死した後に、遺体はテネシー州ノックビルに。地元の刑事ボブが特定する。

麻薬王シド・ホワイトの仕業(麻薬ルート)だと。彼は落ちたであろうコカインを探しに行きます。

②ハイカー(観光客)カップル

チャタフーチー・オコニー国有林でツキノワグマがコカインの一部を口にしHiになり、エルザとオラフ2人の観光客を襲います。(エルザは死亡)

③ティーンエイジャーの男女

ジョージア州北東部で中学生のDDが看護師の母サリとくらしています。D・Dは森の中の滝の絵を描く為に親友のヘンリーと一緒に学校をサボります。

彼らはコカイン見つけ幾つか拾います。

④森林保護パークレンジャーとサリ

DDの母親サリは森に。パークレンジャーの元を訪ねパークレンジャーリズと野生生物活動家ピーターと森に行きます。

彼らが捜索に行くと森の中でちょうど、熊から身を隠す為に木によじ登ったヘンリーを発見。

彼らはクマを攻撃しようと躍起になります。ピーターはコカインの山に躓きました。 これが熊が襲ってきた時にピーターのコカインの臭いで惹かれて行きます…。

熊はピーターをヤり、ヘンリーとサリは森の奥に逃げリズは助けを求めにレンジャーの小屋に戻ります。

⑤密売組織の人間達

コカインを追って、ボスが派遣した息子や部下。結構マヌケな彼らが見つけようと来たけれどガゼボ(丸い屋根付きの建築物…)にコカインの一部があると、取りに行く。

〜…大体、登場人物がこんな処。なかなか低予算的な映画にしては多い人数?

まぁ、お察しの通り大人数でも何人か熊さんにヤラレテしまう描写あり。 コメディ含まれるのもあり殺戮シーンはそこまで酷くないかも。

ホラーが苦手なかたの入り口としては、この作品でも大丈夫かも?笑

さて、ネタバレとしては細かい事色々書いても…お楽しみが減るのと人数は相当出てこないが人間関係がややこしいので省きます。

いや、ダークホラーで、良いか悪いかで言えばそこまでエグくないので暇つぶしには良いかも。

途中、森のレンジャーが救急車呼んでも熊と遭遇して救急車で逃げようとして捕まったりもありますのでどなたかが亡くなる描写はあり。

少年少女が巻き込まれ、少年のお母さんが助けに来る処で探してもいない時には逃げた先を誰かに知らせようと子供は塗料を塗りって滝裏?洞窟に隠れてる処迄誘導したりのヒントに気付き、最後は親子は遭遇出来る。

洞窟には小熊もおり、母熊がコカインを食べたんだなとのちに分かったり。

笑えるシーンはコメディホラーでは無いので無かった。コメディを混ぜてるかと思えば笑えはしない。特に今の時期、日本はかなり各地で熊さんが出てるのでただただ、明日は我が身。

怖いな…と思うものの、クライマックスでは息子がブラックジョークをかまして終わると言う…ね。 コカインにはこりごり!な感想。

エンドロール曲は“キングギドラ”と言うアーティストによるヤクの歌を歌った曲。笑

そんなに怖く無いエグくない表現とは評したものの、人によってはホラー体勢 血の表現苦手な人は軽く見る感じではいられないかも。

やはりそれなりにエグくは映る。何故なら、熊はデカいし爪もズ太い、鋭い。 ヤられるキャラ多数なので表現がわぁ!と思うかもしれない。(どっちだよ。)

私は近年、ホラーを見てたりするのでそこまでエグくないかなぁと思った。臓器系が散乱したりはしないから。

映画『コカイン・ベア』(画像 IMDbより)

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