2013年、新編 叛逆の物語。
とりあえず、泣かなかった。
冷静に見れた。
映画とは、やはり、見る時期、年齢によって、こうも感じかたが違うのか。
当時はきっと、まどマギのテレビシリーズが終わって、テレビシリーズでも、バットエンドなのかハッピーエンドなのか。
とにかく、まどかが、全ての魔法少女の命を救う事で、終わった。が、ほむほむは救われたのだろうか?
そう、映画では、ほむほむの幸せを願って、皆、見た筈だ。
処が、だ。
戦ってるのは、魔女では無く、魔獣。全然、違う世界なのか?と、まどマギファンだと、パラレルワールドだろうなと、すぐ判る展開。
いや、でも、此れは此れで…。
最初の魔女もとい魔獣に取り憑かれてしまう、さやかの恋敵。そして、さやかは、同じ人に恋してた筈なのに、映画だと、未練を断ち切ったのかの様な言動。
変身シーンは、もろ、マミさんの好みの、何とかカルテット!〜この、明るいまどマギの世界を望んでたんだ!望んでたのは、誰?もう、観客も、望んでたのが、そのままあるんだよね。
でも…せっかくの、鬱展開ではない、躁展開で、気付く。細かい気付きだろう。ほむらの変身シーンで、魔女の言葉が一瞬出るのだ。
え………そして、魔獣を倒した後に、まだ続く躁展開。幸せの日々の様な中で、気付く違和感。
それを探るほむら。気付いてそうなマミのペット?べべに襲いかかる、ほむら。そして、マミとの決闘。結構心苦しいシーンを経て、さやかに促される。‘このままの世界でも良いのではないの?’
結果、実はほむらが最初から魔女になっていて、悪魔になってしまう。円環の理〜と言うか、ほむらが何回も転生と言うか世界をループした結果、まどかが大きな存在になってしまったのは、TVシリーズでも、ご存知の通りだろう。
この映画では、まどかが2分の1になってしまう。普通のまどかと、円環の理のまどかが、別れ、ほむらが一方を抱きしめて、自分に閉じ込めてしまうのだ。
前は、映画終盤でも、結局、まどかが他の魔法少女を救う事も無いし、ほむらも救われない処で、ボロ泣き。
…幸せな選択の様なほむら。ほむの中では納得してて、さやかちゃんは気付いて…る様な忘れた様なってなる。 絶対、救われない。自分の中にまどかを閉じ込めて日常を繰り返す事を選んでも、見てる私は納得のいかなかった物語。ただただ号泣した。
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