佐賀を救ったフランシュシュの軌跡⭐︎『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』感想

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映画

2025年10/24公開.120分邦アニメ。ジャンル ホラー・コメディ・アニメ。

『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』あらすじ

日本のアイドルを救ってきた?!フランシュシュ。佐賀エキスポに出る事に。開催される佐賀市で、エイリアンが地球に侵入する。佐賀では、世界の生存はフランシュシュにかかる事に。

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『ゾンビランドサガ ゆめぎんがパラダイス』感想

初心者にも優しい登場人物説明をされており、TVアニメ1.2期を見なくてもここからファンになれる。佐賀を推してなくても佐賀が解る。

導入シーンでは宇宙が舞台だと予想させる戦艦のような望遠鏡…。そしてアイドルは強いという歌から始まる。 最初はキャラも分からず感情移入出来なくても次第に…誰かを推しそして号泣間違いなしでしょう。

沢山、泣いた。 フランシュシュの活躍、TVアニメもLIVEもオンラインLIVEも見てきたけど…1番泣ける。 最初のダンスシーンは太ももが眩しく思えたが元気に、子供達にも分かりやすくキラキラ輝く、ダンスシーン。

敵は…宇宙人だったが…形がまるでキノコの様でーで男性器みたいだった。でもやらしいところなんてこれっぽっちも無くて。いつもの、サガだった。

曲も…アニメ1・2期をリスペクトされた構成だった(映画の監督はTVシリーズの監督では無い)。劇中歌と待ち望んだ映画ではアイドルは…アイドルとはと向き合ってるのもあると思う。 アイドルの展示会に行くと衣装展示なるものがある。それを映画で表現していた。

その場に行きたくなる展示とLIVE…アイドルはー憧れの存在を現すかのようにフランシュシュでは無いと出来ない事…ゾンビだから宇宙に行き、宇宙人と戦える そんな状況を作り出した。

なんで宇宙人!?と思ったがTVアニメ1期の幕引きがちゃんと伏線になっていて。宇宙が関わるーんだ?と言う通りにやっと映画でなった。ただ2期でフランシュシュの正体を追った記者の活躍もなく映画でアッサリ、ゾンビとバレた。

たえの正体も何故、伝説かと言う説明も成された。とても“正解”が詰まった作品になってた映画。正直、宇宙人と戦う事も宇宙に行く事も意味が分からない?!と思ってたが、フランシュシュの今が詰まっていてー全部の答えがこの‘映画’なのかと思うように感動した。

いつものギャグー笑いアリ、涙アリで巨大スペクタクル映画、爆誕。 もっと知られてもっと感動を得る事があって欲しい…ただ、同時期公開の鬼滅呪術とアニメは強い作品が沢山あり、劇場に足を運ぶ人も…今はサブスク解禁待ちもいるかもしれない。

ただ宮野真守の上手い演技と魂の叫びを大画面で見ないのは損がある。 アイドルも素敵だよ?ストーリーも凄いよ?でも、ずっとそれを支えてきて、ゾンビとして復活させたプロデューサー巽幸太郎が“メイクをし曲を作り場を用意してアイドルを完成させ”る。それはプロデューサーで誰にでも出来ることではない。

その幸太郎が初恋の人、伝説でもない源さくらをゾンビとして復活させ、また死ぬかもしれない状況になったこの日本を思う時、ゾンビだから大丈夫 死なないーじゃなくて、“2度目の死”とお別れを想った時にクールな幸太郎からただの幸太郎として“嫌だーーーー”と声を挙げるシーン、見て欲しい。

今まで…幸太郎は初恋のさくらをそう言う懐かしむ愛おしむ目で見るのを表してなくて。アイドルとして復活させる時に徹底しててエコ贔屓もしてなくて。それがこの映画で何年分かの想い…シリアスなシーンで巽は“嫌だぁぁぁぁーーー!!!!!”と叫ぶ。

え…シリアスなシーンだよ?と思ったが一気にギャグに持っていくような、その声の演技。ただのヲタクの叫びにハッとした。宮野真守って………上手いんだ。 久々、声優さんの演技にビックリしたところである。

フランシュシュこそ、可愛いただ可愛いアイドルで。TVアニメ1期ではアニメ賞を獲るなど新しいアイドルで面白い作品で賞に値する作品だった。だが、新人が多いアイドルで。リリィを演じる田中美海(みにゃみ Wake,UpGirlsでアイドルアニメ経験アリ)とサキ役田野アサミ(アサミ ラブライブ!サンシャイン!!でアイドルアニメ経験、プリキュアも出演のベテラン)、0号たえちゃん役の三石琴乃(三石さんは誰もが知ってるセーラームーン、その前はサイバーフォーミュラ等大ベテラン)の半分はベテラン、半分は新人同様なグループ。

三石さんは一緒に歌ったり踊ったりしなかったものの、幕張LIVEでは出てきてくれた。 今回はタエとして、歌って踊って演じている。三石琴乃さんが、アイドルのステージに一緒に立たない…そう言うリアルLIVEばかりだった。リアルLIVEは来年2026年。…ー出てくるだろう。

 …良いものは良かった。熱い作品だった。最後の締めくくりが今では良くある?昭和アイドルのー山口百恵等のアイドル引退の“ステージにマイクを置く”表現で少し寂しく感じたが。一旦の、区切りだと思ってる。終わる筈ないアイドル活動をして欲しいとも思ってる。

リアルLIVEでは、コロナ禍やアサミの結婚出産を経て久々である(みにゃみも結婚したけどね、おめでとう)。

映画………感涙の嵐だった。佐賀をちゃんと消化してリスペクトして表したか?と言われればやはりTVシリーズでリアルな場所、CM、イベントがあったのに比べれば何故、佐賀に宇宙人が?(たまたま)だし、宇宙に1番近い日本で大きい施設‥天体観測出来る場所を保有するのかな?と調べた。

タイトル通り、“ゆめぎんが”と言う科学館があるらしい。Saga Prefectural Space and Science Museum佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが(←JAPAN travelページ)

佐賀といえば私からしたらコロナ禍から始めた毎日の地方競馬の場所の1つだけどな…。映画でも牧場も出てきたけど。佐賀アニメで鳥…焼き鳥とか泥んこレース、色々学んだ。

佐賀牛、イカ、有田焼か…行った事ないので分からないけど2期でボートレースも出てきたから、ギャンブル場も盛んなのかな。 映画で出たバルーン…気球ね。バルーンフェスタをやる場所らしい。万博を佐賀でって発想も面白かった。気球を入れたかったんだろうね。

すごく佐賀を感じて、苦境にも戦う日本を表現あって良かったし、佐賀人の県民性が強いのかな‥優しい世界。 ………なんで佐賀だったのかな。舞台が。人間のサガと佐賀をかけたのかな。とWikipediaで調べたら、サイゲームの社長の出身地で依頼があった事からーか。

そのサイゲーム本社も、劇中で爆破してたけど…笑。死なば諸共位の勢いで作ってる作品に感服ですね。 この映画では、誰もが感動して見れる作品としてお勧め出来るー作品初心者でも、子供の初見でもみれる作品として、胸を張ってお勧め出来ますね。

★★★★★

映画『ゾンビランドサガゆめぎんがパラダイス』 映画特典ちらしとパンフレット、尿意対策に餅(ボタンアメ)
ファンアート ロメロ

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