宇宙世紀のif『機動戦士GundamジークアスBeginning』(ネタバレ)感想…君は生き延びる事が出来るか?

2025年作品

2025年1/17、開幕…。新たなガンダム。ガンダムヒロインが主人公の2作目ともいえよう…。(ヒロイン女主人公は前作TVアニメ“水星の魔女”) 冒頭、数十分衝撃が走り‘リカイフノウ、リカイフノウ…’の連続かもしれないー。

ネタバレ喰らう前に前情報を入れずに公開から行くのがお勧め!とは言われていた。 確かに…初日に行けば良かった。 だが仕事の都合上、行けなかった。 そして冒頭に書いた通りネタバレでは無いが‘冒頭ナニを見せられてるか解らない’の文言がSNSには流れていた。

前作、女主人公‘水魔女’のスレッタちゃんが好きな私はどうしても見に行きたくなった。見に行かない選択肢…TV sizeからでも良いかなと思ったが。

処がやはり、見に行ってみると…冒頭だけで泣いた。もう、あーこう言う事か。庵野!やりやがったなぁぁぁx!と後悔。 私、初代ガンダムではアムロとRX-78-Ⅱガンダムが好きなんですよ。なのに………。何処から書き始めて良いか解らないケド、感想を書こうと思います。

『機動戦士GundamジークアスBeginning』あらすじ

人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになってすでに半世紀が過ぎていた。
地球のまわりの巨大な人口都市は人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み育てそして、死んでいった。

宇宙世紀0079。
地球に最も遠い宇宙都市サイド3は、ジオン公国を名乗り地球連邦政府に独立戦争に挑んできた。
この1ヶ月余りの戦いでジオン公国と連邦軍は、総人口の半数を死に至らしめた。人々は,自らの行為に恐怖した。
戦争は膠着状態に入り、8ヶ月余りが過ぎた…。

ジオン軍の赤いMS、スタンダードカラーの緑のMS(モビルスーツ)…どちらもザクは中立サイド サイド7に降り立つ。 サイド7では連邦軍によるV作戦なるものが進行中だった。 それを偵察に来たのが赤いザクに乗り込むシャア少佐。 部下と共に、V作戦であろうMSを見つける。

連邦軍のソレは電源が付けっぱなしでコックピットが開いていた。シャアは連邦軍MSに乗り込みジオン軍のMSと変わらないと感じる。このMSは“gundam”と記載あり。シャアは“やってみるさ”とgundamを操縦した。

そのMSの開発者テム・レイは車に乗りgundamが、連邦軍を攻撃しているあり得ない光景を目の当たりにする…。 シャアはあろう事か、gundamだけでなく連邦軍の戦艦迄も乗っ取ろうと目論む。

ーシャアは連邦軍の戦艦gundamを手に入れ、ジオン軍カラーに塗り替えた処で、戦局は厳しかったが、連邦軍も最後に賭けていたーが、それもシャアの活躍により 阻止されようとしていた。

シャアの側にいたシャリア・ブルはシャアの活躍なくして、この戦争終結の勝機はあり得ないと思う程、だと。ただ当の本人、シャアアズナブルという男は“勘”で動き、勘が冴えてただけだと…。 

そんなシャアは最終決戦と言う時に、立てた作戦とは別に、個別に動いてしまう。 今はシャアが乗るgundamと似た様なMSを発見。シャアはやり合う事になり、作戦とは離れてしまった。 ジオン軍はシャアの乗るgundam…を置いて戦艦は離脱。

シャアが出会った違うgundamーソレにアルテイシア(シャア 本名キャスバル・ズム・ダイクンの妹)の影を感じる。 不思議なチカラ“ニュータイプ”の力を有すると言われてるシャア。ニュータイプの能力でもう一方の連邦軍のガンダムにアルテイシアを感じた。

……シャアは光に包まれる。そして、シャアは何処かに導かれー消えた。(beginning)

ジオン軍の世界…アレから何年も、戦艦に乗りシャアを探すシャリア・ブルがいた。 その日、赤いgundamを見かけ、追いかける。シャアを感じないまま…だが赤いgundamを追い、ジオンと連邦の中立国であるサイド6に辿り着く。

サイド6では、逆立ちするアマテ・ユズリハが居た。 コロニー生まれのヒトは、足の下に“空がある”と、プールの上の飛び込み台で逆立ち。 学校の先生達に注意されつつ、逆立ちからの飛び込み…。

制服で家に帰る…際に、ぶつかって来た女の子が居た。黒髪の制服の彼女を気にしつつ、ユズリハは其処を後にした。 ユズリハは自分の鞄の中に見覚えない荷物を見つけるー。 またあの彼女が接触してくるのを感じ、ビルの屋上の様なところにある小さな社でカノジョと向き合う。

このパーツはナニか?彼女は答えない。ソレを届けに行くのだと言うので、ユズリハが最初に彼女がぶつかった衝撃でスマホの画面割れをそのバイトで賄えーと、彼女と共に行動する。

ユズリハと荷物運びの彼女は怪しげな場所に辿り着く。合言葉“オイソギデスカ?”とインターフォンで言うと、扉は開かれた。

荷物を運びに来た彼女を待ち、同行して来たユズリハに取引先の悪党3人組の様な連中が話しかけてくる…。 その運んできたモノをMSに取り付けるーそんな確認もするまもなく、衝撃と共に・MSは落ちてきた。

シャリア・ブルが赤いgundamを追う時、MS学校を主席で出たであろうパイロットを使い、追わせていた。赤いgundamは消え、パイロットの乗るガンダムはサイド3のMSとやり合う事に。 その交戦の際に落ちた先が ユズリハ達の場所だった。

MS同士の戦いに、彼女の届けたパーツで普段は賞金を賭けてMSで戦ってる“クランバトル”用のMS。 彼女ニャアンの届けたパーツ、ジオン軍のガンダム、赤いgundam、シャア、シャリアブル…そして クランバトル。

運命が動いた中でユズリハ…子供の頃の愛称で通称マチュが魅たキラキラとは…宇宙(ソラ)は自由かとガンダムに乗り込むマチュ。赤いgundam、現パイロット シュウジ・イトウ。

交差する運命、新しい………宇宙世紀。スタートしていく世界に 世界は 魅了されるー。

これでも目一杯あらすじ書けた。 なんと言っても私は初代ガンダム、ガンダムはRX-78-Ⅱを好きな女です。それなのにッ!冒頭からifの世界線…宇宙世紀は良いが、ハイハイ初代ガンダムのBGMね?噂通り…!冒頭ナニを見せられてるか解らないパターンか。

え…全部最初からやるんで…しょ。テム・レイも出たしーん?gundamにアムロ乗ってない?あれ?コレって…そう言う事か。宇宙世紀のパラレルなん?と言うかシャアの声違うし。池田さんじゃないからアムロの声も恐らく変える…え???アムロが出ない世界線???????

そして冒頭、ポカーンだった。アムロが出ないまま、進む戦局。いやぁぁぁぁぁ!私のガンダムがぁぁぁぁぁぁぁ!と言う状態で。シャアに木馬(ホワイトベースと言う名称すら出てこない。多分、富野監督は木馬ーホワイトベースをそれなりの愛情があって付けた名称だと思うのに さすがパラレル)とgundamを盗られ、ジオン軍カラーにされた上、最期の決戦の地と成るべき場所でシャアは作戦開始。

私はガンダムを盗られた事に泣いてしまいシャアカラーにされたガンダムっ…って言うには癪だから敢えてシャアカラーはgundam表記にしてます。 最期の決戦地ってア・バオア・クー?泣いててよく聞いてなかった。悔しくて。アムロの居ない世界線。

そして、ジオンと連邦軍の最期の決戦地にはアルテイシアが。アムロが‘居ない世界線’ーではないのは“ガンダムに乗らない世界線だけ”であって、セイラさんはもうとっくにー戦地にいる、サイド7にはあの時、シャアがV作戦偵察の時に居たのかも。ただあの木馬に乗ってなかったと言う事か。

“アムロが居ない世界線”ではないのが明白と思ったのはー話の冒頭ガンダム周辺にテム・レイが存在。 またbeginning(ジークアス序章 此処はTVアニメではカットの可能性?)の後に、マチュがいる0085とされてる‘現代’にハロの存在がある。

コレはー“ハロ”自体の開発者はアムロだ。アムロはこの世界線にも‘いる’んだと思う。ソレに安堵はするがじゃあいずれ、ガンダムに乗るのか?ーって話になるのも面白いがコレッて運命は、多分、パラレルなんで乗らないと思う。

話を戻すと、セイラさんが1年戦争内でガンダムに乗り…いやシャアが奪ったのがRX-78-Ⅱならセイラさんの乗ってるの試作機?みたいに聞こえたが3号機やRX79(量産機08小隊等の)なのかな。いや、確かに試作機と言ってた様な。

ガンダムがこの1年戦争において唯一無二の存在で初代ガンダム最終回迄にはジムは量産されてたが…。 そもそもこのパラレル、ドムもジムもガンダムもデザインすら改変しまくってて、オリジンみを感じる。 見た?冒頭のザク達。膝が丸っこい。

アレはアレで可愛い。何故、丸いのかと思ったら考えたらガンプラで新しいジークアス世界線が出易い(販売促進笑)の意味もあるが…ねぇ、よく見ると考えると、あぁやって膝が丸っこいのがデザイン的どうじゃなくて“可動域が広がる”よね。うんうん、よく考えられてる。あと、やはり丸いと可愛い。

さて、そんな話しまた置いといて、セイラさんが…あの、セイラさんが!ガンダムのGに耐えて、ゲロしながら(初代ガンダムTV版か劇場3部作のセイラさんがガンダム乗るシーン見てね)でもア・バオア・クーではガンダムを乗りこなし、恐らくニュータイプと言われるエースパイロットにまで成ってる。

また此処で泣いた。もう、号泣ですよ。初代ガンダムは主人公・ヒーローはアムロ。其れまでにガンダムで一時セイラさんが乗るまでMSや主人公機には女は乗ってなかった。まさに男の戦いが主流。 後に作られた作品ではZ等でガンダムじゃなくても乗ってるのヒロイン達はいる。

でも、このジークアス世界線ではセイラさんが乗りこなして戦ってきたんだ…と思うと涙が止まらない。 女1人で 男ばかりの戦争世界で 頑張ってきたんだーと。個人的には辛かった。セイラさんを戦わすこの、世界が。

ジークアス…本編では、冒頭の“コロニー生まれ”と提示した世界。1年戦争終結したと言ってもZ以降の世界みたいに続くであろう戦争。 連邦軍・ジオン軍の存在。 中立国はどちらも名乗らない国のまま。

コロニー生まれと言う事で0085とされる時代なら、マチュは戦争経験者。 で、ありながら何不自由なく暮らしてる様な?学園生活を含んで、“戦争をしてるが日常生活を送れている世界。”しかも、学校では制服もあるー位には富裕層なのかと思わせる。

が、此処のキャラのヤング(死語?)は皆、ブカブカっぽい服。パイロットスーツ以外。 ニャアンは…制服を着てるがお下がりなのか、カモフラージュなのかと思う。そうやってサイズ感を出してるキャラデザはわざと戦争後だが物資は富裕層以外はそんなにないよとのデザインかと。

また、ジャンクやみたいな不思議な少年シュウジ。紅いgundamを乗りこなすけど、シャアはbeginningで光に包まれてどこ行ったん?大気なった?ーなんて事ないだろう。恐らく、Z以降のアムロ・シャアの登場の如く、コレからジークアスTV sizeでもガッツリ絡むと予想。

シュウジ・イトウはシャフト(まどマギの会社)並の首曲げをし、「ーと、ガンダムが言っている」と言うけど、シャアが紅いgundamに取り込まれたわけじゃないよね。

キャラが全体的に丸っこいの…可愛いけどさ。変わらんよ、シャアは。あとキシリアも。改変はシャリアブルだろ。なんで若い時には鬼太郎みたいなデザインw。えー?ジークアス本編でもイケオジ扱いw。ウケる。

紅いgundam でいえばサイコミュ?とか言った???無線式ビッド?を動かせる世界観ふぁ?wな仕様。 まぁ、MSは概ね初代ガンダムと違うので良いんだけどそんなにーgundamをジオン軍に持って帰っただけでジオン軍の技術者が有能なんかい?とは思うものの…。

実際、サンダーボルトの世界線だとジオンッて障がいを持つパイロットが操作出来るくらい…のMSを開発出来る。 ただ、どう考えても初代ガンダムの世界線だとしたらガンダムより優秀な装備や仕様を作れてたらそりゃジオン勝つよねと。

ジークアスはジークアスでダサいガンダムの操縦席でもなく、操作方法がエヴァのダミーシステムモードの様に手の形が出てきた時にはキモって思った。え?エヴァやん。

そもそもまたMSというかガンダムのデザインの話しに戻るが、目の部分に見える場所が(メインカメラは頭部だけど)たくさんあって気持ち悪い。エヴァに出る気持ち悪いデザイン性じゃん。

ニュータイプの世界観と言うか…ニュータイプ同士が出会う場面のキラキラが この世界線にもあり…いやまぁ、パラレルでもガンダムなんだけど。 そのキラキラを感じるマチュがもっとのキラキラを感じ、欲しく成って、宇宙(ソラ)の自由さに憧れてガンダムに乗る。

でもガンダムに乗った時点でーGガンも結局、明るいバトルだけじゃないドロっとした戦争よ。マチュはシュウジに惹かれ、ハロのアドバイスを得て(ハロはもしかしたらー量産されてる?AIロボ的なアイテム???かな今回も)物語は進むであろう。

またもう1人のヒロイン、ニャアンも…どうだろう。運び屋だけどこのガンダムファイトみたいなクランバトルにどう関わっていくのか。

劇場版では、TVアニメの前哨戦〜として、非常に分かりやすく・世界観を紹介ーしては居ない。 初代ガンダムを見たらもっと楽しめる。 またガンダムのあとのZやOVAの同じ‘宇宙世紀の世界線‘見ると、この映画で盛り込んでる各作品のリスペクト部分が楽しめるだろう。

私はちなみに、宇宙世紀全作品を見てないかも。ガンダム自体は、各OVAと初代・Z・G・W・水魔女くらい?あー、オリジンとククルスドアン、ハサウェイもか。そう思ったらOVAはほぼ見てるのか。なんでサンダーボルトと言う異作もと思うけど。世界観が面白いよね。

Gレコやターンエー見なくてごめんなさい…Vも。せめて富野サン作品は履修しとけって感じですね。 いや、そもそも何年に1回かは見てる劇場版ガンダム。でも細かい設定はまたTV版見ないと思い出せないかも。

1人で劇場で泣いてしまい、悔しくてーなんでパラレル?アムロが唯一無二!アムロの乗るガンダムが好きなのに!と悔し涙で本当にエンドロール中にボロ泣きした。

細かいところ、突っ込めばキリないのですがーさてパンフを買ってきたら解決するかな? 映画上映で最終を見に行ったので、グッズ売り場終わってました。 パンフあとから買って、補足するかも。

感想は以上です。

機動戦士GundamジークアスBeginningリンク集

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機動戦士GundamジークアスBeginning映画特典

第1弾 キービジュイラストカード・プロモカード

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