『映画館におけるHCのかたの対応について』対応の仕方

映画

さて、Twitter(現X)で某シネマでの車椅子対応についてから今日に至るまで、結構、HC(ハンディーキャップ)のかたへの配慮に欠ける返信があった為、長年…と言っても都内某所で12年スタッフをした経験からブログを書きたいと思います。

事の発端は、車椅子ユーザーのかたがイオンシネマ〇〇を使用→過去数回車椅子スペースでは無い高い席(リクライニングシート)に移動する際、シネマスタッフ女性2名に席迄運んでもらった→最近(3/15?)行ったら支配人が出てきて“今後はお手伝い出来ません、すみません。他の映画館に行かれては?”と言われてショック→イマココ…が流れだそうです。

私が該当のTwitterには即辿り着けず、“シネマのスタッフですが今後は介助の流れになってます”と言う様なツイートを見つけ、イオンシネマの謝罪(支配人の不適切な発言)を見て、トレンドで該当のツイートを発見しました。

物申してるのは車椅子ユーザーでありながら車椅子インフルエンサーと言う女性。まぁ、イオンシネマ側とこの女性が書いてある内容が事細かでは無い(イオンシネ側は“不適切な発言”の言及に留まり、女性は“来るなと言われて悲しい気持ちになった“と)ので、言われた側の女性の聞いた事がまんま支配人の言い回しでは無いと思う。言われた側は店名出してるし感情入ってるので。

その場に居た彼等にしか分からない事には特に何も言わないけど、私の前職場の映画館ではマニュアルが“みだりにお客さんに触れない”(例外はあると思うが上司に逐一報連相)となってた筈。

と言う事だけ、まとめたいと思い、ブログに記しておきたい。個人の意見も…車椅子ユーザーの家族を介助してたので、少しだけ入っているが。 とりあえずマニュアルとしては車椅子並びにHCのかたの介助は行わないです…普通は。

とりあえず、該当のツイートへの返信を添えて記憶として記します。

イオンシネマでは手伝ってくれてたのか。偉いなが第一感想。女性スタッフだけで介助したと書いてあったけど、私の前職12年の内で車椅子のかたの介助はした事ないです………。
全国映画館の都心のまぁ豪華めな劇場でしたけど、お客様に触れてはいけないマニュアルです。

映画館スタッフが善意で手伝ってた都内の劇場はそこだけかもな?田舎はありそうだけど。年齢性別関係なく、お爺ちゃんお婆ちゃんも一緒で介助普通はしないかと思う。車椅子押すだけししても、一回社員に尋ねるのですよ、スタッフは。全員、トランシーバー付けてるのはその情報共有。

どれだけ出来るか出来ないか、事前にお問い合わせしてくれるお客さんも視察に来るお客さんもいらっしゃいます。
かと言って支配人が変われば、また違う対応もあり得る(社員が全国に行き来してるから)。時代や色々と共に変わっていく事もある。多分、どこの映画館も今人手不足で給与も上げられないので出来る事が少ないかもしれない。

簡単な流れで言うと、車椅子のかたが窓口や入場ゲートに来る(障がい者手帳で割引を示す為)※障がい者割引しなく一般で入るかたもいらっしゃいます→開場時間前に清掃出来次第案内は出来るがトイレを尋ねる→車椅子スペースでは無い場合、介助者がいらっしゃるかの有無を聞く※車椅子スペースに車椅子を畳むのか広げて置くか裏で預かるか聞く

→介助者アリ…そのまま座席へ

介助者ナシ…自身で移動出来るとお伺いして通すが、有事の際は最優先など決まりはない為、端の席を進める・介助はスタッフが出来ませんと伝える

〜が、簡単な流れです。 イオンシネマでは善意で助けてたとしても、マニュアルが私の勤めてた映画館と同じ様にあったなら社員に一言、報連相すべきではあったとは思います。善意でもマニュアルと違うと言うには例外なので。

とりあえずスタッフは会社に行ってる限りその会社の従事してる雇用関係なので一社員じゃ無いなら勝手にしてはいけないのですよね。報告くらいすべきだった。

此処からは、今後に向けて個人的な見解です。

私はお婆ちゃん車椅子で介助経験もあるけど、ヘルパーさん雇うなら手伝ってくれますし一緒に映画見たく無いなら送り迎えだけ来て貰えばスタッフ側もその旨共有出来ます…。介助はスタッフは出来ないので、ヘルパーさん雇ってみてはどうかなと思いました該当の件はね。
また、映画館とは違うけど、ディズニーキャストしてた近年もゲストの(モノにも)みだりに触れないとされてたので映画館だけではなく申し訳無いけど介助は一般のかたには荷が重い。

事前に問い合わせしても、社員と交わした内容が当日のスタッフに伝わってない事もあるし、絶対でも無い。プロのヘルパーさんと来られるのが1番ベストですけど、金銭面もあるからね。お友達と来たりでも楽しめる様なbetterな方法もあると良いかなと。
手すりはあっても介助は、今後も少子化の世の中難しいかもしれませんが。良い劇場になると良いよね、映画館に限らず。

映画館におけるHC介助について〜杖や弱視盲目のかたへの対応編〜

こちらも簡単な流れを…

窓口や入場ゲートに来る(障がい者手帳で割引を示す為)※障がい者割引しなく一般で入るかたもいらっしゃいます→そのまま案内

車椅子以外の手押し車等も車椅子スペースに畳むのか広げて置くか裏で預かるか聞く位です。

介助の度合いはありますが、こうして欲しいあぁして欲しいがあれば、無線(及び内線)で社員に聞く…事もあります。敢えて書きませんがお手伝いは“大袈裟なモノ以外全くしないわけでは無い”です。私もちょっとした事でお客様に触る事はせずには介助はあります。

時と場合によるし出来る経験によりますが、絶対に周りのスタッフに報告はします。ご自身で出来るだけしたい、介助者無しで出来る処までしたいお客さん、スタッフに出来る事を擦り合わせしていくだけです。

介助者は必ずしも必要かと言われると違うかもしれないし、出来る提案は経験則でもあるけど、自ら過去、お客さんに触る以外でこんな手助けしたよとは書きません。書くとここまでしてくれるんでしょうと思われる事もあるので。

何も手助けしない訳でも無いですから、気になる事は本人がスタッフに聞いてみて頂くのが1番かと。ただ、考えを湾曲して吹聴はしないで欲しいので、敢えては書きません。

映画館の介助の件のTwitterは波乱と言うか…混沌とし、優しい世界を生み出そう!と言うツイートでは無くなった。それは該当のツイートの主の書きかたが混沌としてるからだとは思う。

見解としては、イオンシネマ調布のスタッフが勝手にやっただけなんじゃ無いの?優しさで。
過去数回、該当者はわざわざ女性2人を呼んで介助してもらったのを、社員(支配人)が初めて聞いた話と書いてあったけど。

社員も支配人にも報連相されてないなら、嫌われてた可能性があるだけよ。

イオンシネマ自体、元々介助対象外だとh.p.に書いてあるそうな。普通はみだりに“身体介助しない” …。“車椅子ユーザーではなく介助人が居ないかたのHCのかたの場合のご案内は出来る範囲で”→その際に必ず社員に連絡それで終わりで良いかと。

障がいお持ちのかたも健常と呼ばれる人達も事故に遭えば明日は我が身かもしれん。なるべく誰にでも楽しんで頂ける劇場を作るまで。

先日、私自身仕事を持ちながら17年登録し放しの派遣行っててセミナーあったけど、セミナー会場はパイプ椅子だから、ズラして車椅子のかたの好きな場所に移動出来る。

それに対して映画館は車椅子席…私の前職は2スペース。 HC(ハンディーキャップ)の題材の映画〈ワンダー 君は太陽〉…で結構HCのお客様が来たけども、車椅子ユーザーはMAXの2名ずつ位しか来なかった。

自身で席移り、介助の人運び、真ん中座りたいって人いたら申し訳ないけど毎回の事で入口で有事の際はスタッフが車椅子移動出来ないかもしれない旨を言います。 毎回言われるのが嫌でも聞いて欲しい、車椅子席意外で見られるかたはね。

真ん中ではなく通路側に座るし自身で映るかたはOKだけど介助出来兼ねます。車椅子スペースに車椅子を畳んで置くか広げておくか裏で預かるか確認します。スタッフは車椅子ユーザーのかたへは尋ねる事、注意点いっぱい話してすみませんが。

今まで通り‘マニュアル通りに映画館スタッフはする’で、マニュアル以外を望むお客様、お時間かかるけど社員に確認するから待っててねで、今までどおりでOKでしょ。

もっと!や違う事を望まれるお客様、有志で自身らで劇場運営作って下さい。

数年前にディズニーでも来たゲストに1人で車椅子でや目が不自由で来て1人で入園、電動車椅子乗りますはあったとしても介助出来かねますとなってました。パーク案内出来るツアーはあるので介助人と。キャストは絶対介助出来ない。ちなみに、ディズニーは障がい割引無いです。

イオンシネマはマニュアル(報連相甘かった?)違うなら見直しを。謝ったなら不適切な発言は今後しない。身体介助は極力、専門家じゃ無いから出来ませんは今迄通りでで良いのでは。

それでも困ってる人いたら客もスタッフも限らず助け合う、ただそれだけよ。

人に優しく!誰が悪いとかもう言わなくて良い。 悪いって叩かれてる側が次回から気をつければ良いだけ。
介助出来ないのに、“介助出来ます”とは言ってはいけまっせん。介助出来る人だけが出来ますと言える事。オーバーな接客はしない事。

社会がもっと優しくなればいいねぇー!ヘルパーさんももっと使い易くなると良いかなと。

問題なのは私が1番最初に元ツイートを目にした訳ではなくイオンシネマスタッフ側のツイート。イオンシネでは既に介助を要しようと言う動きになってると言うんだけど、それも違う気がする…。未来の事は分かんないのに書くスタッフも宜しくないんだけどさ。(漏洩になるし)

低い時給で求められる事が多いのは、絶対に違う。私ですら数年前迄働いてた際に、映画館スタッフ始めた時は¥850-は同意の上だったが。

介助が‘あるかもしれない’のと、身体介助した事ない人間が、面接の時に聞いてないのにいきなりやろう!たって無理だし。

また、私の話になるけど、個人的には私はヤングケアラー?20歳の時だったので妹がヤングケアラーに当たるのかな だった。

その中でもお婆ちゃんは最初から車椅子じゃなくて、田舎から出てきて徐々に必要になった。
家に元から車椅子無かったし、昔は今程要支援介助に明るい世の中では無かった。…という事でお婆ちゃんと共に、10数年在宅介護の内に徐々に車椅子介助をした。

経緯や過程、経験があっても転ばす時は転ばす。 車椅子では無いけど一緒に銭湯行った時に一瞬で転んで、本当に申し訳なかったし一生私もトラウマ。…やはり家族でも何でも介助って難しい。
昔も訪問入浴たくさんあったなら、お母さんも同行してれば良かったのかな。あれ?お母さんも一緒だったかな、銭湯。記憶が定かじゃ無いけど。

要支援も介護も大変。問題提起あったとして今後も急激に何か進む訳じゃ無いかもしれんけど、考えるきっかけになったとは思うけど。利用者も、利用される施設側も冷静になって進めなきゃいけない話。

コロナ禍の時に急激に変えなきゃいけなかった世の中は、時間がない中でも頑張ったけど。急遽どうこうしなきゃ!の案件じゃない。そりゃ早くリカバリー出来たら良いけど。時間はたっぷりあったのに進んではないでしょ、21世紀なのに今。

時間をかけて…時にはスピーディーに考えて変えて、行動していきましょう。介助やスタッフ側じゃない人達が騒ぐのも分かるけど、有益な意見だけフルイにかけていけば良い。

先日の介護展で私も派遣行ったけども随分、色んな会社が参入してきたよ。無闇矢鱈に騒いでる人は例え当人でも車椅子ユーザーでも今どうこう判断ではなく、平和に解決出来るように優しい世界になるようにしてけば良いだけ。

もうこれ以上、酷い言葉だけは言わない様にしよう 人は生きてるのだって自身で決めてきた筈だ。生きてる事それ即ち我儘なんだし

言いかたが攻撃的な人多いかもだけど、だから叩かれるのも判るけど、良くしたい側もどっかで折れないと解決の道にならないし。優しくいければ幸いと思う。 … 騒いでも解決しないよ。解決すべく動く力でどう変えていけば良いか。
優しさの塊で互いに傷付かない方向に持ってけば良いか、あとは行動するだけよ。

具体的には…そうね一般の人も介護展も興味あれば検索してみて。ヘルパーさんて今、国のせいで時間減らされたりしてるの補助の範囲の金額では。(車椅子ユーザーのお客さんに聞いた去年からの話し)

幾らでも積めば補助使わないヘルパーさんもあるけど、そこからまず知って考えようか。

個人的には映画は2時間なので、時間でヘルパーさん頼むなら一緒に見るのが金額の許容量オーバーの場合の人は、行き来だけ頼んでみたら良いのかなと思うよ。
入場する時の介助、そして2時間後に迎えに来てもらう人はまた別のヘルパーさんにしてみたらヘルパーさん拘束しないかも。 まぁ、同じヘルパーさんが良いとは思うけど、今のは提案ね。

お金に余裕あれば、一緒に見てもらうヘルパーさん雇う…になるかな。

他の提案は私にはなかなか想像力が何とも出来ない。私の婆ちゃんの場合は、家族で全部一緒に行ってた…ディズニーも旅行も。

雇う事した事無いのに色々言うのも違うとか、バリアフリーが進んで無いとか、一般の人が介助するリスクとか含めて、提案だけはしてって考えてはいければと思う。

沢山、ドラマや映画も介助や支援に関するモノも邦画であるし、継続して考えてく事が大事。

ユーザーや経験者じゃ無いのに叩くのは確かに違うけど、だからこそこの機会で知れて良かったかと思う。寧ろ、知らないからこその提案は出来るかと思うけど、車椅子ユーザーがこの世に出来てから健常者の提案はし尽くされてきたと思う。

攻撃はせずに考えて、変えていければ良いと言う話し。これからも。世界が優しくなります様に。あと、映画館も他の施設も平和でいたい。それだけです。

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