パラレルと、ワープが存在してしまった。未来→Hello Word。
冒頭の文は、最大のネタバレです。
未来の、高度成長した京都に住む京都主人公カタガキ(堅書)直実くんは、目立たない読書が好きな少年。 クラスで可愛い系の女子かでのこうじ(勘解由小路)美鈴には、まぁ彼女にしたくないと言ったら嘘になる。 図書委員に選ばれ(自ら立候補という形に)、イチギョウ(一行)瑠璃と委員会の活動をするにあたって、瑠璃も本好き個性的で連絡先を交換してないとの事で、連絡先を求めると、スマホが使えず苦手なのか、家の住所を教えられる。 直実くんの下校時、3つの足のヤタガラスの様なカラスが、ちょっかい。直実くんが追うと、其処には、時間軸を設定を少し間違えたと言う男性が、突如、現れる。 逃げる直実くん。電車の降車先にも、その男は居た。 直実くんにしか見えていないその男性は、未来のナオミくんだと言う。 瑠璃と、数日後に付き合い、瑠璃を雷で亡くすので、未来を変えに来たアバターだと、ナオミは告げる。
どう、未来を変えるかと言うと、右手に‘グッドデザイン’というまさに、魔法のグローブを与えるナオミ。その、グッドデザインからは、想像しうるものを具現化する力があるのだった。 直実くんは、本の虫で順応性があり、具現化についても特訓をする日々。 瑠璃を襲う雷を打ち消すが為に、グッドデザインが必要と言うのと、未来は既に決まっており、この機械化された、プログラミングで動く、街には、ナオミがしようとしてる“未来を変える行動”は、読めており、「自動修復システム」と言うロボットが‘敵’となる。 ソレを追い払う為に、‘グッドデザイン’ が、必要だった。
直美は特訓をナオミを先生と呼び繰り返す日々の先、直実の未来の日記から分かってたのだが、古本市で出す本が、夜、学校の蛍光灯の下で燃えてしまうと言う事件があった。直美はナオミに「(未来を)分かってたなら、変えられたのに」と、告げるが、未来は変えてはいけない。(※ただ、これから瑠璃を助ける未来にするのに、変えてはいけないとは、矛盾である。確かに、自動修復システムが襲ってくる機械を無闇に作るのはいけないが) だが、直実は、悲しみの果てに、燃えた本をグッドデザインで生成しようとする。ただ、具現化には、‘本の内容(中身)が必要となり、時間もかかる。 ナオミは、其れを反対してた割に、手伝う。<※此処の描写が分かりにくい!1>
さて、告白し付き合うが、瑠璃がいよいよ、死ぬ日。祭りの当日に、雷に打たれてしまうというので、直実は、瑠璃を祭りには誘わないのだ。 だがしかし、帰宅にいる瑠璃を見守っていた直実の前に現れたのは、多くの自動修復システム。 直実は、大好きな本を武器として生成し、攻防にあたる。 だが、時間が近づくと、自動修復システムは、瑠璃の部屋へ。(瑠璃には見えない)瑠璃は、テレポートされてしまい、橋の上へ。 直実も、追いつく。 橋から見える祭りを後ろに、瑠璃と直実は対面。 其処へ、大きな雷が落ちようとしてきた。直実は、大きなブラックホールで、対抗。 雷を逸らすと言うか、喰らう事に成功するも、瑠璃は、居なくなる…。<※此処の描写が分かりにくい!その2>
未来は、変わった!直実を使って、自分の未来の瑠璃が目を覚ませば、後は過去が変わっても知らないと言うナオミが、この計画を立てたのだった!ナオミは、未来で、身を削っても(自分の脊髄を使って歩き辛くなった)瑠璃にもう一度、会いたかったのだ、ナオミは、その為、未来ではクロニカル研究所に所属していた。
一方、取り残された直実は、グッドデザインも無くなり、何も出来ないでいた。 そんな時、ずっと、訓練を見守ってきたカラス→グッドデザインの仮の姿?<※この描写が分かりにくい その3> が直実の手に戻る。
再び、グッドデザインを手にし、瑠璃を迎えに行く直実の前には、たくさんの自動修復システムが立ちはだかる。 だが、瑠璃の元に行ける(ナオミが望んだパラレルの未来)ヒントを掴んだ直実くんは、立ち向かう。 其処で、瑠璃は、病室にいて眠っていた≪結局、未来でも死んでは居なかった≫。ナオミが未来へ戻ると、瑠璃は目を覚ます。 其処へは、直実くんも現れるのだが…病室で目覚めて瑠璃は、未来のルリではなかった。現、直実くんの世界の瑠璃。 果たして、パラレルからの本当の現在に帰れるのか!?
緑のブロックの部分は、アニメーションだありながら、説明不足かなと言う所を”描写が分かりにくい“とさせてもらいました。 この映画は、アニメでありながら、決して子供が理解し易い作品ではない です。 内容が、複雑。原作があるかと思えば、完全オリジナルの様です。
監督は、劇場版SAOの監督、声優は、北村匠海くん、浜辺美波ちゃん(この2人で、キミスイコンビ)、松坂桃李など。話題性のある作品に仕上げる気満載でしたが、子供向けではない処と、子供が見ても分かりにくい処見ると、ドラマで実写でやったら良かったのでは?と言う作品でした。 映画にすると、どうしてもカットしなければいけないし、簡易化しなければ分かりにくい。 それは、かの、ガンデムの生みの親、富野監督も言ってますけどね。(ただ富野監督作品は、言葉は難しいかもなので、やはり、完全に子供向けかは怪しい笑) 私も、アニメ好きとして、アニメの描写が分かりやすく無いと、アニメーションとしての魅力はないのでは?と思っています。 なので、この作品、本当に楽しむなら、前日譚が『Another World』としてdTV ひかりチャンネルにあったようなので、そちらで補足を。
〜にしても、キャッチコピーが、『このセカイはラスト1秒でひっくり返る』ですからね…。 確かにな〜。冒頭で書いた様に、‘ワープとパラレルの世界’が存在します。 ナオミはワープして、アバターになって現れる。直実以外に見えないけど、ヤタガラス(日本神話に登場する三本足のカラス)みたいなカラスと、グッドデザインが現実世界には具現化出来て、現実世界に干渉出来るのは何故か…。とか、パラレルの輪の中に居たナオミの場面とか、分かりにくいかなと。 そして、瑠璃は直実が特訓してるのに干渉してないのに、橋の上に突然現れて、自分もワープしてグッドデザインのブラックホール見ても、驚かない?とか、ナオミに‘愛してくれてありがとう’とか、何で完全に理解したテイで話しは進むのか…謎! 最後は、「やってやりました!」と、ナオミの戻った未来…もう一つの未来になってしまった、またのパラレルの未来。その先でのハッピーエンド。 うーん?
映画に合うチュロス Amazon全商品検索⭐︎キャラは可愛いし、良いとは思うんだけどね。ハッピーエンドなら。作品自体には、説明不足も含めて(説明不足と言うか、瑠璃の順応性が異常だし ストーリー描写がいかんせん…問題)、評価は星2.5でしょう!
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