疾走感満載の戦闘機訓練校のリアルファイト!『トップガン』(ネタバレ)感想

1986年作品

1986年作品。土曜プレミアム2021.11.20地上派。セパ両リーグ戦の放送終了後の放送になりました。 終了時間がテッペンを越えると言う事態になりました。

 戦闘機映画は、数あるかもしれませんが、戦争を多少知る年代だと、零戦…やヒト爆弾てイメージですかね。 近年なら、“風立ちぬ”が戦闘機を含む映画ですね。

さて、冒頭で1970年代アメリカが戦闘機の養成学校を作ったと。上を目指すものがトップガンと呼ばれて〜と言うメッセージ。それと共に、有名な主題歌。格好良い!

 ざっくりあらすじを書くと、主人公マーヴェリックは海兵隊で戦闘機パイロット。相棒のレーダー探知係グースと巧みに操りF14を操縦。使途不明機MiG-28と遭遇。ドッグファイト(空中戦)に。 一緒に居たクーガー機は後ろを執拗に取られてしまう。

追い払うマーヴェリック。MiG-28をロックオンするも、相手からもロックオンされ返される。(ただの威嚇。使途不明機は撃ったりしない…国際問題だから)。 だが、マーヴェリックの操縦テクニックで相手機の上空を旋回及び、ポラロイドカメラで撮影。MiG-28を追い返す。

 マーヴェリック機とクーガー機は帰還命令により、母艦に帰る…ハズが、クーガー機のみ取り残される。燃料は先の空中戦で減っており、酸素も恐らく少ない。 酸素のマスクをしてヘルメットを被ってると高度が高いからか息苦しく思えたのかクーガーがマスクをはずす…。

いや、マスクをしてるのが安全な筈だが。クーガーはパニックに陥っていた。空中戦をする事で死ぬかもしれない恐怖。 家族の写真を見ながらも、冷静になれずいた。 マーヴェリック機は帰還命令で着陸寸前に、上官命令を無視し、クーガーを助けに行く。

 なんとか落ち着かせ様と、目を覚ませ的な叱咤をせず、冷静常に声掛け…「俺に着いてこい」と。 クーガーはただただ、マーヴェリック機に並行し、帰還。 だが、クーガーはパニックになった事で、海兵隊のパイロットを辞める。

マーヴェリックとグースは上官に呼び出され、帰還命令を無視した事を言われ、クーガーが辞めた事を告げる。だが、マーヴェリック達はトップガンを目指すパイロット養成校へと告げる。

 …マーヴェリックとグースは優秀な生徒ばかりの地に来て、冷静な男アイスマンにも出逢う。その日、関係者が集まった歓迎パーティーで見かけたシャーロット(チャーリー)をナンパする2人。2人で歌い、ナンパは成功。

マーヴェリックはシャーロットに近付くも待ち合わせ相手と合流。それでも諦めきれないマーヴェリック。 翌日、宇宙航空物理学の教官として来たシャーロット。シャーロットがMiGの性能について説明するが、マーヴェリックが既に遭遇していた旨伝えると、興味を持つ。

MiGの事でよりも、マーヴェリックとチャーリー(シャーロット)の恋の行方は?また、マーヴェリックは空中戦でアイスマンに勝てるのか? 無事、トップガンになれるのか…。

 …と言う話し。

冒頭のドッグファイトでクーガーが辞めた時に上司が「(パニックは)よくある事」と言うが、そんなの時代の言いかただよ。パニック障害は精神的な苦痛を伴う精神障がいであるし、酸素濃度も少ない空中で(あのドッグファイトの帰りの戦闘機の中で)酸素不足にもなったら死ぬ様な思い。

其れをよくある…?そんな戦場に出まくって戦果を挙げた老人たちの時代と違うのよ。考えかたは。今はね…。 何も‘よくある事’ではない。よくあったらいけない。戦争をしてても、それを経験してない優秀なパイロット達なんだから。育てる為にも、そんな言いかた良くない。

〜と、当時も思った。

 “トップガン”は、結構、地上波で放送したと思う。今の30-40歳代なら見た事あると思う。あの時代、よく地上波を見て、何度も感動したろう。

 ただ、チャーリーとマーヴェリックの恋愛も良いのだが、マーヴェリックとグースコンビで行うドッグファイトも素晴らしい。 チャーリーには、かなり誠実なマーヴェリック。それは素敵だった。 最初は、マーヴェリックは初お家デートに誘わらたのに、シャワー借りたいんだけど?と言ったのは性的な事かと思ったが違った。

むしろ、その後のエレベーターの中でも、誠実だし、ちゃんと恋愛を育ててる。決定打は、マーヴェリックが授業中みんなの前で、シャーロットにガチボコに言われ拗ねてしまう。マーヴェリックはバイクで駆け出すが、それを無茶して追いかけるチャーリー。

『貴方が1番、優秀だと言うと、周りに私が貴方を好きだとバレるから』のセリフで、マーヴェリックは盛り上がり、情熱的なキス。そして2人は結ばれる。

 マーヴェリックとグースコンビで互いに相手がいるシーンは、本当に音楽を歌いながらアメリカ!と言う明るい感じだし、ホッコリもする。

ただ演習なのにエンジン不良でドッグファイト中にグースが亡くなる。

 そこから、坂を転げ落ちた様にマーヴェリックは闇堕ち。トップガンにもなれない。 ただ、学校を卒業しても、急な戦地への任務。 マーヴェリックはトラウマを抱えながらも戦地に立つ。 ドッグタグを見ながら、グースを想い、必死に自分と葛藤。新しいコンビとの戦闘機で自分を取り戻す…。

 この終盤のシーン、とても男性にとっては胸熱なんだろうけど、私はもう戦闘シーン好きではない。戦争が嫌いだし、あんまり戦争映画も見たくないから。

 終盤のシーンからのマーヴェリックとチャーリーの再会で有名なBGMや主題歌と共にエンドロール。最高な終わりかただけど、あまりにも…戦闘機も好きでもないので、評価はあまり高くないな私の中では。

ただ、トップガンのファンや往年の映画好きなかたへは、敬意を表して、トップガンの画像貼っときます。

この作品のパロディも有名になったので、『ホット・ショット』もおススメです。ホットショットは笑える!

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