想定以内期待以下『劇場版チェンソーマンレゼ編』感想

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映画

チェンソーマンレゼ編、アクション・ファンタジー邦画アニメ。2025年9/19〜。

劇場版チェンソーマン レゼ編あらすじ

悪魔と悪魔狩りをするデビルハンターがいる世界。 日本…。親の借金を返すため、相棒の“チェンソーの悪魔”ポチタと一緒にデビルハンターとして生きていたデンジ。
貧しいながらも必死に頑張っていたが、ある日裏切りに遭って命を落としてしまう。
しかし、最期の瞬間――ポチタと契約を交わしたことで、デンジは“悪魔の心臓”を持つ存在『チェンソーマン』として蘇るのだった。

デンジはチェンソーマンになってから何度も夢を見る。いつも同じ内容。扉の前ではデンジは少年で…扉の奥にポチタがいるはずだ。デンジは今はデビルハンターとしてフツーの生活を送れる。ポチタに問いかけるも扉の中のポチタは入ってこないでと言う。

目覚めるとー悪魔の夢を見た!と言うデンジは隣で寝ている血の悪魔パワーの姿を見て…まだ夢を見ている?悪魔だーとパワーの立派に伸びた角を見る。パワーはパワーで寝ぼけ起きデンジを蹴り飛ばす。

朝から騒がしい早川家。 ここはデビルハンターの同僚で純粋な人間の早川アキの家。皆で同居生活をしている。 出勤するのに嫌がるパワーちゃんをアキとデンジで連れて行く風景。(オープニング)

 公安のデビルハンター本部に着くと上司のマキマが“パワーの血抜きをしないと”と言う。その間の相棒はチェンソーマンを尊敬するサメの頭部を持つ魔神ビームが担当。 雑談の中で休日の話をするデンジ…。非番が重なるマキマはデンジとデートする提案をする。

マキマが待ち合わせ場所に到着。マキマの待ち合わせの前にデンジは興奮で眠れなく、朝5時に来たと告げる。デンジは女性と遊ぶのが初めてだとどうエスコートするかどうしたら良いか分からないと伝えるとマキマは朝から夜12時迄映画を見ると答えた。

映画を永遠に見続ける2人。映画の間に休憩を挟み次々と見ていく。デンジは映画の内容を周りの観客を通して、自分にはココロがないのでは?周りの号泣シーンは泣けない…とマキマを見るとマキマも泣いてはいなかった。(可愛い)

マキマ曰く10本に1本面白いと言う。 最後の映画には、どうでも良いシーンで泣いてしまったデンジ。マキマを見るとマキマも泣いていた(可愛い)。

最後の感想を言うデンジ。マキマに“俺ってココロがないんですかね”(半分悪魔になったので)と告げると、マキマは心の臓に耳を充て“デンジくんに心あったよ”と教える。

マキマさんとのデートで浮かれてる一方アキは天使の悪魔と悪魔狩りをする。 天使の悪魔は触れると寿命が取られるがー人間の悪魔化を楽にしてと言ったアキに断りを入れる。 アキは躊躇なく人間にとどめを刺す。

マキマとのデートで浮かれたデンジは何をしてても思い出し浮かれて歩いていたが、突然の雨。大雨に電話ボックスに避難する。サメの魔神は雨で浮かれていたが他人にバレるとややこしいからと、地面に潜ると様に言われる。

電話ボックスに同じく避難に来た女の子に、芸を見せるデンジ。 雨上がりにはそこでバイトしてるーと告げ、バイト先に向かう。 遅刻し着替え終わると既にデンジが客席にいたー。 ここで出逢ったデンジとその女の子レゼにはー過酷な運命が待っていた。

『劇場版チェンソーマン レゼ編』(ネタバレ)感想

想定以内、期待以下。 マキマさんが好きなのでデートは良かったな。アクションが凄い!とか言う人は多そうだし、レゼとのレンアイを甘酸っぱく思う層もいそうだがー長い。 テンポ良くはない。‘レンアイする’導入をじっとりネットリ原作を追ってしている。

レゼにあげる花の部分は口から出すのはルパン三世カリオストロの塔のオマージュ。ただ…花を募金して貰って口に入れるシーンなどはモブが驚いてたカットもモブからしてタツキ。そこ…そんなに時間かけんでもー。レンアイ部分を明確にするのは良いけど…花火シーンのモブもタツキ…と結構時間かけてモブをめちゃくちゃジックリ描いてる感。

いや、良いだろそこは…そこに時間かけなくても。だから結構長く間延びに感じた。モブまで丁寧にタツキキャラ風に細かく描いてるよ!と言いたいのだろうけどー映画としてそこじゃ無い。 原作忠実に描きリスペクトしたいならさ…もっとアクションシーンをーゴチャっと描かないで欲しかった。

疾走感あるよ…。アクションも細かく見えるよ。でもー尺が長すぎる割合をモブに当ててしまったからか…アクションを長くって意味じゃないんだ。 アクションの描きかたは細かい。でも原作漫画だと疾走感、早い!!!と言う感じなので。

アクションを細かく描こうとした結果、CGゴリゴリで画面ゴチャゃついて見えたしナニしてるか分かんなかったんだけど。チェンソーマンVSレゼだけじゃなくて。レゼを襲う悪魔迄も長い…そこにいくまでがスピード感無い。 この映画作品中に恋愛してアクションしては分かるけどー。切り替え出来ない恋愛を引きずる遅さしか感じない。

この映画見てこんなだったっけ?と珍しく他の人の感想を読んだ。概ね、アクションすごい!レゼ可愛い!だったが中にはアクション違う…とか冒頭長くて(マキマさんとデート→アキくんの討伐シーンちょっと→レゼとデートだから恋愛ターン長いから?)…寝たとの感想。

漫画を読み返すと面白さは当時最初に読んだ頃よりやはり面白く疾走感があった。 この映画には疾走感がないんだよ。 面白い!との感想を書いた人、もう一度チェンソーマン全巻読んでみて。原作はもっと疾走感あるから…。早いんだよ、本当に。

この映画は無いです…速さが。アクションだけのスピードがあれば良いわけじゃない…。紆余曲折ー起承転結があるスピードが同じじゃ無い。 この“映画を作る人たちだけの”スピードであり、原作漫画家タツキの“速いスピード”では無い…。

映画監督、よくこれで映画にしようと思ったな。TVアニメだけで良かったよ…映画でコレは無いよ。映像は時間かかった分、綺麗かもしれないけど。レゼの可愛さとプールや花火の綺麗さを出してるだけでー原作漫画の血生臭い…“生”感がない。

もう一度、ちゃんと漫画見て。早いから。スピード感あるから。 ヌルいんだよ…人生観が若いんだろうな…原作漫画に忠実にゆっくり丁寧にやってます!じゃあダメなんだよ。アニメでも映画のスクリーンでやる事じゃない。 熱量の方向性と言うか尺が…本当に漫画より劣ってると思う。

マキマはさんは可愛いよ。レゼはマキマさんと違うはっちゃけた声か透明感ある声が良かったのにマキマさんと似た様な演技にさせてしまってーそこもちょっと…違う気がする。 デンジがマキマとレゼで悩むなら明確に違う喋りかたのもっと違う人間味(まぁ、人間じゃないんだけどさ)の演技と声質を選ぶべきだった。

大袈裟に言ったらもっともーーーっと元気キャラ…ぷりきゅあみたいに子供番組のキャラみたいに声大きくも声高い子で‘比較’をつけたら良かったのに。 若い恋愛も結婚も経験がそもそも、まだまだの子供達が映画を見てるのだろうからー面白いのかもしれないけど。 評価良くした子供達には申し訳ないけどー映画ってもっと可能性がある。

TVアニメくらいの熱量じゃ原作漫画の比にもならないの、映画の可能性を捨ててる。コレ、大人になってからや時間経ってから見てみてーチガウと思うよ。 キャラはデンジ、マキマ、レゼの三角関係構図になるよな感じも出てないし。

んーーーーーー??????? 台風の悪魔の意味の無さもそれはそれで味を付けなければいけないけどただ、暴れてただけだった。まぁ、原作もそれはそうかもしれないけど。そしたらもっと赤ちゃんっぽい喋りでバブみを出して意味ない也の、赤子感を出せば良かったのにな???

あー…。残念です。オープニングアニメ映像は面白かったのになぁ。 

★★★

IMDbより 『劇場版チェンソーマン レゼ編』

雑なふぁんあーと

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