2008誰も見た事のない地下世界⭐︎ファンタジー空間!『センターオブアース』感想

2008年作品

2008実写版『センターオブアース』感想 地上波午後ロー2022.05.05

キター!センターオブアース!ディズニーの映画〜!でも2008年作品なんですね?!そっか…。ゴールデンウィークだから、午後ローは企画したのね。古い作品だけど。

 ディズニーらしく夢と冒険の旅へ!みたいなTDSを連想させる感じですかねぇと思い、見ました。

 シーでは働いた事が無いけど、ランドに比べたら全てが新しいよね。コスチュームもアトラクションも…。

 シーの水がテーマな処、好きだなぁと思うけど、センターオブジアースは活火山の処ですからねぇ…。物語性が分からないまま、アトラクを先に見ましたね。映画は後ですから。

 さて、感想を…書きますか。

『センター・オブ・ジアース』あらすじ

トレバーは大学教授。兄マックスが消息を絶ってから悲しみも癒えないまま仕事をする毎日。地底世界があると唱えた兄マックスの調査の賜物で、世界各地にある地震センサーがある。

その調査結果を元に大学で講義をしているが、聴講者も減り、研究室を閉めなければならないと言う事態に。

 大学からは閉鎖の通告を、され、研究生は他の仕事先を探す日々。マックスが消息を絶ってたから10年も経つのであった。マックスの妻エリザベスから連絡があり、息子のショーンを預かって欲しいと留守電にもあったのに、忘れていたトレバー。

甥のショーンに会うのはかなりぶりで、小学生の時以来…もう中学生13歳になっていた。ショーンは迷惑かけないから、アニメとゲームをしてるから、その環境があれば良いと話す。

トレバーの家に入ると、マックスからの研究の地震やらに関する道具が乱雑しており、小銭貯金が山の様にあった。ショーンは大変そうな気もするが、父マックスのしていた調査なので少し興味もあ…るというか、トレバーの趣味の小銭貯金が気になる。

 ショーンを預かるタイミングで、マックスの遺品を預かったトレバーはその中の本に、“地底旅行”を見つける。その中にはメモが。マックスは消息を断つ前にアイスランドに向かった事が判り、ショーンに促されて“自分の父の問題でもある”“此処に行ける資金(小銭貯金)がある”と。

 ショーンとトレバーは、アイスランドに旅立つ事に。マックスが会ったであろう火山学者の家にまず向かったが、彼は既に“この家にいない”と家主に言われ、門前払いを、食らう。

 いや、何かある筈だ、此処まで来たんだと、またドアを叩き話しを聞くと、彼女は学者の娘であり、今は火山の案内をしているハンナだと言う。ハンナはトレバー達の事を父ヴェルヌの信者だと笑う。ハンナ自身、父の“地底旅行”の本を信じていないのだった。

トレバーやショーンにしたら、マックスを馬鹿にされた形だが、此処しか手掛かりがなく、ハンナにガイドを頼む。 あとハンナの美貌に惹かれた。 トレバーが調べた地震センサーを元に火口に行こうとするが、ハンナはそんな処にガイドする道は無いと言う。

それでも3人は向かい、火口近くの地震センサーを発見。それに向かい、行く際に雷が起き、3人は洞窟へ。洞窟の入り口は雷で崩れ、閉じ込められてしまう。洞窟の奥に行くとトロッコがあり、其れに乗るトレバーとショーン。ハンナはトロッコのバーを押して進む。

勢いをつけてジェットコースターの様に進むが、途中に勢いでショーンが脱輪。その先に道は無いかもと、トロッコを飛び出す。一方、トレバーとハンナのトロッコも分かれてしまうが、隣で勢いついて走行してるのがお互いに見える。

ハンナ側の線路の先が途切れてると思ったトレバーは、自分側に飛ぶように指示。ハンナはトレバーの処に飛び、更にトレバーのトロッコも危なくなり、2人で身を投げだず。2人は急死に一生を得る。 が、立っている場所は白雲母の薄い板で、少しでも衝撃を与える壊れてしまう。

3人の体重に耐えられるはず無く、白雲母は割れて、地下?に落ちていく。 余りにも長い間、落ち続けるのでトレバーは此れは、地球の中心に続く穴では?と。“ヴェレヌの小説が正しければ地球の中心に続いてる筈だ!”と言った後に、底の深い湖に落ちて、助かる。

3人はこの地底こそヴェレヌの唱えた地底説だと、判り、またマックスが信じた地底世界だと知る。 宙に浮く光る飛行物体…それは青い発光する鳥だった。また、マックスが居た残留物が見つかる。

マックスは此処まで辿り着いて、既に亡くなっていた事も分かった。地底の気温は上昇し、摂氏90度を越えて死んでしまう事、其れを回避するには間欠泉に行き、その勢いでこの世界を出ようと思い立つ。

 其れには、地底世界の海を渡って間欠泉に行くしか無く、筏を作り、海に繰り出す。海に繰り出したものの、地底のデカい肉食獣や恐竜まで出てきて、筏はいとも簡単に崩れる。 筏がバラバラにはしまいと、ショーンは帆を張る手綱を掴む。が、海の天候は嵐にもなっており、帆は折れ、手綱を掴んだらショーンは空に飛ばされる。

ショーンとトレバーは離れ離れになり、再び会い、地上に戻る事が出来るのか?

『センター・オブ・ジアース』感想

ディズニーらしく、ワクワクドキドキの展開ですね! トレバーとショーンが同じ女性ハンナに惹かれてしまうのも、親戚で同じ血が入ってるんだなぁとも思いました。最初のトロッコのシーンもジェットコースター並みに面白かったですし、その前の雷が当たりそうと避ける具合も、洞窟に入り棒を壁に当て共鳴させるのも…面白かった。

見たことない世界はほぼ、CGで作れる仕様ですが、スタジオで何処まで再現して作ったのかとか、山の場面は何処かでロケなんだろうなとか。現実離れして地下や世界より、大海原の嵐のシーンはどう撮ったんだろう?と言う必死さですねぇ…。楽しい。

クライマックスにかけて、最初側かと思ったけど、中盤辺りに出た青い鳥さんが、ショーンを導くのも、最後にショーンが持って帰って育てようとするのも夢がありましたね。トレバーはお兄さん想いの主人公の筈が…やはりこう言う映画では、ヒロイン・主人公たちと3人で主演な気がします。

1番目立つと言うよりは、みんな、個々に魅せる場面があったかな。いや、ヒロイン ハンナに見せ場があったかなぁ。伏線がちょいあるけど、すぐ回収する(小銭がそこにあるからすぐに旅立とう!とか)分かりやすいシナリオは、子供にも見やすいですよね。

 暇つぶしと言うよりは、ゴールデンウィークの午後ロー映画で充分楽しめる映画でした!

続編作られそう…と思ったら、ちゃんと2ありました。

『センター・オブ・ジアース』国内外評価

『センターオブジアース』の海外評価は、IMDbで5.8/10でした。 中間くらいと言うことで、普通ですね…。 

センターオブジアース(画像 IMDbより)

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