1980年代を代表する女性シンガー、中森明菜。 1982年5/1 “スローモーション”でデビューし圧倒的な存在感を魅せた彼女は、81年・82年組でも群を抜いてアイドルのトップになった。
歌唱力と美貌、明るさとちゃめっ気で人々を魅了した明菜ちゃん。
この映画館上映は1989年4月29.30日のよみうりランドEastのLIVE8周年野外アニバーサリーライブ『AKINA INDEX-XXⅢ The8thAnniversary』のLIVE映像である。
提供はワーナー(ワーナーミュージック・ジャパン)、配給・宣伝はハピネットファントムスタジオである。まずは公式ホームページ(中森明菜イースト・ライブ インデックス23劇場用4Kデジタルリマスター版)を確認して頂きたい。
画像は既にワーナーのYouTubeに落ちているが、私は知らずに見に行った。 映画館で見た後は興奮冷めやらぬ中、YouTubeのワーナーの公式も見に行って振り返ったり、映画館に何度も何度もLIVEを見に行くが如く、足を運ぶ事になるだろう。
YouTubeの画像はこのブログには貼れないらしいので、上記の“YouTubeワーナー公式”と言うリンクに貼ってあります。どうぞ、そちらご参照下さい。
『中森明菜イースト・ライブ インデックス23』轟音上映ってどうなの?
さて、今回、上映初日。見に行きました!しかも轟音上映!料金は一律特別料金の為、¥2.500-です。劇場が轟音じゃなくても同じ料金なので轟音のがお得!!? 映画館の轟音シアターについてはTOHOシネマズしかしてないのかな?池袋で見ました。
轟音ったって、感想を言うと…シアターが轟音出来る会場なだけでした…。最前列で見ましたが、お腹に響く様な轟音は出せてませんでしたね。
新しい映画館の割に、他のスクリーンとの兼ね合いかと思ったけど100%出せる訳ないけど…轟音シアターでやらなければ良かった。期待してしまうので。
何故、100%轟音じゃないと解ったかと言ってもお腹に響いてこないのです。あと、映画館スタッフ時代の裏話ですが、轟音シアターは体感初めてだけど、劇場の兼ね合いで4Dも100%出せない事がほとんど。
あんまり言ってはいけないのかもしれないけど、そう言うもんですよ…。人の設計したものだけど必ずしも100%出せないと思う。車のメーターの様に。
映画館で言えば、周りのシアターに響いたりする事もあるのであえて100%出せない…。そこは仕方なかったです。
他の映画なら多少、轟音上映で感動出来たかも。今回は全く轟音してないか、多少したけど響かなかったかでした。
『中森明菜イースト・ライブ インデックス23 劇場用4Kデジタル・リマスター版』感想
映像でよく“デジタルリマスター”と聞くと思いますが、まんま映画デジタル処理をした形です。上記リンクのYouTubeの映像と比べるのが一目瞭然かと思います。
映像は多少クリアになってましたが、如何せん、音までは至らずでした!音の調整は頑張ってしたが当時のマイクが性能は今より断然悪いのでその風の音だったり拾ってましたね。
あと、歌手はマイクの頭を抑えて歌うと思いますがこのLIVEでもマイクの音ブレはしてました。仕方ないです。
大体、音や映像をどうクリアにした処で調整してしまうとオリジナルが、消えてしまうとまた、違う話しになってしまう。
このデジタルリマスターが精一杯でした。 それでも当時の映像より幾分かクリアで鮮明でしょう。
顔のUPで今はTVでも毛穴が見えそうな程と言うけど、当時の機材ではそんな事出来なかったと思ってましたがLIVEカメラの性能は当時の最高のモノを使ってるのでしょう。
このデジタルリマスターで映像も顔のUPで毛穴も見えそうな、鮮明さではありました。
上記のYouTubeと同じとお伝えした通り、明菜ちゃんのセトリはYouTubeにも上がってます。神セトリでした。
誰もが知ってる1曲目、tattooから始まり明るい始まり。‘ゲラゲラ’覚えてます!赤と黒のボディコンみたいな衣装でカッコよすぎなのがもう、伝説の始まりだし、これぞ明菜ちゃんて感じだった。
2曲目のdesireで泣いてました。カッコよすぎ。明菜ちゃんが楽屋に来たスタッフとかの?子供抱き上げたり、子供好きなんだろうな〜と言うのが可愛かった。3.4.5曲目辺り、歌と題名が一致してませんでしたが、聞いた事はありました。
3曲目fin花柄のドレス?ワンピを上着にした様な服も可愛かった。4曲目solitude、この曲で最前列?辺りの人に微笑んでるのも見えたけど、歌う前に気持ち作ってすぐプロの顔になるの凄い。ムーディでクールな曲。
5曲目blonde、この曲で踊ってるのもカッコ良い。ヒールで踊るの凄すぎる。6曲目はI missed”the shock”ショックも、カッコ良いですよね!艶やかな歌でそれに合わせて歌う、表情作ってる明菜ちゃんが入ってる。もう、物語なんだよ、曲が。
7曲目sand beige-砂漠へ-。髪のUPの飾りも良い。腕の振りが好き。今で言うイナバウワー並みの身体を曲げるのも凄い。8曲目AL -MAUJ…聞いた事ある!声の伸びが良い歌詞。
9曲目ジプシー・クイーン、世界観が広い。10曲目tango noir…こちらも有名曲!此処で指パッチンするの日本一カッコ良い!“生きてるだけで貴方、罪な男…愛しただけで私、壊れていく…’こんな歌詞、どうやって書けるんだよ…最高なカッコ良い歌詞。ダンスもカッコ良い。
11曲目ミ・アモーレ、この音楽の出だしもカッコ良い。低音でも始められる歌が良い。男の人も歌えそう…。めっちゃ、歌詞に意味を込めて歌ってるのも良い‘トキメキを無駄にしないで’この文面も良い。良すぎる。アモーレだから情熱的な意味だけど、歌が艶やかで明るくてただただカッコ良い。
12曲目難破船、打って変わって真面目な曲。紫のドレスも印象的。失恋と沈みゆく難破船を掛けた歌詞も合う。明菜ちゃんが曲の途中、微笑みながら気持ちが入りすぎて泣くのが感慨深い。恋愛の中でほぼ人が経験する“失恋”を体現してるかの様。失恋でなくても、“恋愛”と言う恋に溺れてしまった事に涙するシットリする歌に拍手が止まらない。
13曲目飾りじゃないのよ涙は…この頃の歌の題名も歌の説明一言ではなくてしている題名だね。カッコよすぎの曲。この曲のワンピも髪型もカッコ良い。“hoho”も好きだし歌詞がストレートでいい。
14曲目禁区、手の振りが良い。今の感覚したらこの手の振りはちょっと足りないかもしれんが、彼女は歌の表現者であり、踊ったりもしてるけど踊る系アイドルじゃないと思ってる。歌により自然に身体が動いてるカッコ良い歌手だと思う。
15曲目少女A、この歌でめちゃくちゃ観客に微笑むシーンがあるけど、曲の合間にまた歌詞にいく前に気持ち作って作られてアーティストとしての彼女の顔に戻るのが凄いと思う。歌手が先で後ほどドラマに出た女優になったかもしれないけど…。
いやいや、もう歌手としての表現者としての歌ってるのも踊れて歌詞に気持ちを載せられるアーティストとしての歌姫は後にも先にも明菜ちゃんを超えてる人いないんですけど。
16曲目十戒、“イライラするわ〜”“ヤメテ、冗談じゃない〜”と言う歌詞もあまりなさそう。この曲が始まる前もお茶目に観客にペロっと舌を見せる様な表情も可愛い。17曲目1/2の神話、笑顔が100%で明菜ちゃん。16曲目の十戒と通じるものがる…“いい加減にして〜”の歌詞。
18曲目サザン・ウィンド。“メランコリック”と言う歌詞は今は歌詞と言うか文自体使わないけどね。凄く良い。19曲目北ウィング、勿論、旅立つ空港の窓口の意味でしょう、北ウィング。“LOVE is mystery”カッコよすぎ。間奏の時に風が吹くのが強すぎる遊園地だからか、観客に‘大丈夫?’と口パクする明菜ちゃん。かわよ。
MC…ピンクのドレス、良すぎ。ハワイアンな感じの衣装。風強すぎてパンチラしそうな明菜ちゃんが、もう可愛いMC。短いけど良かった。これは編集で短いのかな?
20曲目BlueON Pink。この歌は知らなかったけど、こちらもしっとり系の歌で良い。21曲目LIAR、最初の間奏で歌に入っていく彼女は綺麗でした。22曲目トワイライト-夕暮れ便り-、こちらもしっとり系のラブソング。此処でも気持ちが入りすぎて涙ぐむ明菜ちゃん。
23曲目セカンド・ラブ。トワイライトからセカンドラブでずっと同じ世界線にいる様で、ずっと涙目。歌詞ではなく、このセリフを言われたら男はイチコロだと思う。マイクが昔で良くないからキーンとする処あったが。 “抱き上げて…私を攫って…”男が言われたらもう、悶絶する。
24曲目スローモーション。トリの曲!“出逢いはスローモーション”すっごく良い言葉。‘砂’と言う歌詞も多いね。見えない想いや掴めない言葉が“砂”と言う表現に合ってる。
さて、全体の感想としてはめちゃくちゃ、良かった…。歌詞を書く先生も楽曲を作る先生も明菜ちゃんの事が大好きで歌わせたくてこう言う曲たちが生まれたんだろうなと思った。
明菜ちゃんの頃は、歌手デビューしたのに女優やタレント業をさせられるのは昔からだろうけど、大アイドル時代に彼女はアイドルと言う枠を越えた表現者で。歌姫と言うアーティスト。今のアイドルしか知らない人もずっとアイドルが好きな人も見てほしい作品…。
彼女のLIVEは表現者…中森明菜と言うアーティストとしての作品だ。1人でこんなに多くの人を魅了する天才いない。
今は活動休止から、Twitter(@akinan_official)も立ち上げ公式ファンクラブも出している。もう復活待ったなしだと思うが、どうかゆっくり休んでまた、ゆっくり復活して欲しい。今や、昭和アーティストが続々復活してるし…。小室さんとかもね。
本当に見て良かった映画館上映でした!上映後の現在の明菜ちゃんからのメッセージも良かったですね〜。
中森明菜イースト・ライブ インデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版記事まとめ
メディアも大注目の記事出てるのでまとめました!
中森明菜イースト・ライブインデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版劇場用予告編&ポスター・ヴィジュアル公開(タワーレコードオンラインニュース)
中森明菜 40周年記念第一弾リリース『イースト・ライヴ』発売中 ワーナー期全シングル26曲のライヴ映像プレイリストも公開中(株式会社USEN アンコール)
伝説の野外アニバーサリー・ライヴが劇場で蘇る『中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版』劇場用予告編&ポスタービジュアル完成(シネマnavi)
この作品のYouTubeにも載ってましたが他のLIVEも公式さん提供してくれてるのお勧めです!
中森明菜「Live in ‘87-A HUNDREDdays」
中森明菜「〜夢〜‘91AKINA NAKAMORI Special Live」
4K版の映像を映画館で見たのは“アニメフィルムフェスティバル2018機動戦士ガンダムF91”以来かも…。
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