ロムルス

2024年作品

エイリアン:ロムルス あらすじ

西暦2142年…宇宙空間で宇宙船が隕石を回収ー。それは恐怖の始まりだった。

ユタニ社の炭鉱都市…惑星毎、その星は炭鉱都市であるジャクソン星。 光が差込む事なく、劣悪な環境であった。

レインは炭鉱で働きつつ、弟アンディにジョークを言われるのが救いで、苦しいながらも楽しく暮らしていた。

そんなレインも、アンディを連れユヴァーガ第3惑星への移住分は働いたと窓口に申告出来る時期が来た。ーが、労働条件が不当契約により延長され、その夢は叶わなかった…。

そんな時、レインの元彼タイラーはレインにこの惑星からの脱出計画を打ち明ける。 仕事でたまたま星に漂流してた宇宙船の中にある冷凍睡眠装置を見つけたので、盗みユヴァーガ星に行こうと持ちかける。(他の星に行く際は宇宙船と何万光年先の星の場合、何ヶ月かの航海になる為、冷凍睡眠装置〈カプセル〉が必要となる)

タイラーは仲間を紹介したが、弟アンディも連れて行こうと言われた。中にはアンドロイドが嫌いな仲間もいる。 アンディはレインの親が廃棄してあった旧アンドロイド。(*アンドロイドはあらゆる場面で会社の組んだプログラム通りに行動もするが会社が仕組んだあらゆる事も非情にこなすので嫌われる存在でもある。 尚、良いアンドロイドの例もある〈エイリアン2〉)

それをあからさまに嫌な態度をする仲間もいるが、レインにとって大切な存在アンディ…そして千載一遇のチャンス。

レインはアンディを連れ、その話しに乗った。元彼タイラーにはそんな感情は置いておいて…。

仲間はタイラーとその妹ケイ、従弟ビヨンとビヨンの恋人ナヴァロ。貨物用宇宙船に乗り込み早速、宇宙を目指した。

ロムルスとレムスの2区画で構成させた研究用宇宙施設に辿り着き、タイラー・ヴィヨン・アンディ(施設の開場にやはりアンドロイドが必要な為)はレムスで休眠装置を見つけたが、熱管理室に閉じ込められる。

レインはケイの些細な行動に…悪阻だと思い、確認するとやはり孕っていた。他の仲間は知らないまま。

ケイを残し、レインとナヴァロはタイラー達の救出に向かう。

レインは途中、館内の(胴体だけで起動してない)アンドロイドを見つけ、チップを抜き取る。

レインとナヴァロが到着し、ドアの隙間からレインは先程手に入れたアンドロイドのチップをアンディに渡す。アンドロイドは拡張されアンディは一時、ゾーンの様な状態に。

そしてその渡す際に…冷凍保存されていた大量のフェイスハガーが覚醒。ナヴァロが寄生される。

覚醒したアンディの活躍により、この場を脱するメンツ。一時、破壊されたアンドロイドの元に向かい、アンディは指南を受ける為にも再起動を試みる。 起動したアンドロイドは科学主任ルーク。

ナヴァロは冷凍銃でフェイスハガーを離す事が出来たが、ルークの見解では助からない…と。

サクサク話し出すアンディは最新のAIでアプデはされたものの、ルークと同じ“会社に貢献するアンドロイド”と言う使命で動く様になる。

ナヴァロは寄生された可能性を加味し、レムスに置き去りにしようとするが、ヴィヨンはそれを知りアンディを突き飛ばしナヴァロを連れ貨物船に乗り出発。

そのタイミングでナヴァロに寄生してたチェストバスターが胸を突き破り誕生…同時にナヴァロは絶命する。

その一連の事で貨物船は誤作動で方向を失い、誤作動。ロムレスの格納庫に突っ込んで衝突。

その衝撃により施設が回転軸から外れ、爆発が起こる模様…。その到着時間迄に船に戻らなければいけない事態になる。

館内に取り残されたヴィヨンとケイは船外の仲間と合流しようとするが向かう途中に、繭から成体になるチェストバスターを発見する。

ヴィヨンはケイを先行させ脱出すべく進むがチェストバスターの体内の血液(酸)を浴び、死亡。

一方、レイン・アンディ・タイラーはフェイスハガーの大群を交わしながら脱出を試みる。

道中、ロムルス格納庫近くにケイを発見し救出しようとするが、そのケイの背後にエイリアンを感じたアンディは救出を否定し扉の開錠をしない。

結果、ケイは3人の目の前で生死不明の様になる。 これにレインはアンディの変貌に激昂。だがアップデートされたアンディはそのまま目的地を淡々と目指す。

ロムルス最下階の研究施設に着くと、そこにはエイリアンの生体から抽出され人間のDNAを混ぜた黒い液体のサンプルを見つける。

ルークによればこの進化させる物質(プロメテウスの火)は高い治癒能力の他にも人間を進化させるーと。

ルークはユタニ者の命によりそれを星に持ち帰りたくサンプルを搭載し運べとこの施設をコントロールしルートを制限、脱出船もロックダウン。

3人は別ルートを模索しそこに置いてある銃を手にし移動すると、ケイが繭に閉じ込められてるのを見つける。

アンディは持ってる黒い液体サンプルを注射しようと提案するが、完全に信用出来ないタイラーが反対し、ケイを連れそのまま貨物船を目指す。

エレベーターの入口に辿り着いた時、エイリアンが襲い掛かり、レインとケイを庇ったタイラーは致命傷を負いアンディもフリーズしてしまう………。

果たしてアンディはフリーズから元に戻れるのか?そしてレインはー孕ってるケイは脱出出来るのか…。

エイリアン:ロムルス 感想

ロムルスは、なるべくCGやグリーンバックを使わない撮影と聞いた エイリアン自体ロボだったり中の人がいるタイプ。

それにしてもグラシネ(グランドシネマサンシャイン)の4D+3面スクリーン乗ってるとどうもTDLのスターツアーズみたいで気持ち悪くなりそうだった。

そこまで恐怖感無いので腹からエイリアンは通常通り出るけど初心者にも見やすい作品だったがー。

今回、ロムルスはエイリアン1.2.コヴェナント位しか記憶にない私でしたが、冒頭からアンドロイドの弟+新ヒロインで何が起こるか分からないワクワク感…。

そして噂通り、フェイスハガー沢山出てきてしまうんだろうなぁ〜と言う展開にハズレ無しでした。

冒頭のヒロインとアンディと言うアンドロイドの弟が本当に仲良いのに話しが進むにつれ、仲間が増え不穏になっていく様…。

やはりユタニ社はー人を非道に扱ってる様が此処がエイリアンの中核を使ってる世界観だよなっと言う絶対悪的存在の会社。

 そしてエイリアン…ハガーフェイス、繭、クイーンの様なヤツと出てきて、エイリアンの中身が酸性で人間を溶かすと言うのを見て思い出す恐怖ーでしたね!

アンディが今回は悪いアンドロイドなのか、良いアンドロイドなのかどっちかに振り切るのかも注目でした。

最初はレインと恋人の様に話すアンディを見て暗い世界(地中深いのかと思ったが陽が刺さない暗い星)でも明るく生きる話かと思った。

エイリアンあまり関係なさそうなのかなー位。エイリアンとエイリアン2の間の世界線と言うけど…確かに、エイリアンの時より沢山エイリアン出た。

こちらロムルスの映画のプロモーションが、フェイスハガーを街中で付けてるーと言うのを見た。怖い。

 クライマックス前は助かったと思えば(良くあるけど)エレベーターを降りた瞬間、沢山のエイリアン達出現!

レインとケイを庇ったタイラーは致命傷、アンディーはフリーズ。 ただこの時、アンディのフリーズが功を奏し、レインはアンディのチップを入れ替えられ元に戻った!

アンディの“中身”が元に戻った事によりアンディとレインは和解。 やっと船に戻ったものの、ホラー映画やエイリアンも恒例にかった?妊婦さんとエイリアンの構図で、一度冷凍休眠装置に入ったケイの容体が急変。

ケイが産気づいたり、このままでは生きられないとサンプルをケイは打ったりでエイリアン+赤子が早産!

ケイもアンディも破壊するミュータントとなったエイリアン…。エイリアン2くらいのクライマックスの疾走感!

とりあえずメデタシ?ヒロインは助かりエンディングを迎える。ロムルスと言う惑星は無くなったものの。

アンディとレインの対立構図も解決したし、思ったよりエイリアン出てきてドキドキ感がエイリアン2位だったし。これは続編を安易に作れそうだな感で終わってまだまだ若いスタッフで作れそう。

今回のロムルスは女性ヒロイン達がエイリアンの主ヒロイン リプリーの歴代作品のオマージュで髪型がそれぞれリプリーらしい。良き。

そうゆうリスペクトも、全部良いですな…。 ただ、新しいエイリアンとして良かった、面白い感はあったが目新しさがある筈が其処は何故か、いつも…古さも混在する気がした。

楽しかったです。 星4。

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