2025年洋ホラー。よくある低予算映画ながら内容の濃さにそう思わせない…。思い出すと確かに舞台は少ない。 ただ、確かに怖い恋愛絡んだホラー。日本語訳タイトルも“災いの愛”で災愛で理に叶ってる。 気が狂う予告。(予告YouTube)
ちょっとしたコトの願い、占い道具がホンモノの呪物となりナニモノかが入れ替わるー? 呪術の様でそうでは無いかも?悪魔?正体の解らない怖さとそして………。
意外にこの作品は…愛情の上にあるのかもしれない。R15+。 VODで視聴。 日本公開2026.07.17 日本の配給パルコ(公式ホームページ オブセッション)
最大のネタバレすけど動物死ぬので…私はメンタルやられました
オブセッション災愛 あらすじ
楽器店でバイトしてるベアは、同じバイト仲間のニッキーが好き。意気地なしのベアはなかなか告白出来ずにいる。 共通の友人イアンとサラも応援はしているもののーサラはベアにほのかな想いを持ってる。


イアンは応援し、ベアとニッキー2人の機会の時にニッキーも察してるのかそれとなく聞くがベアは好きと告白出来ない。
4人はよく遊び仲間で集まる。ベアはいつもの様に誘われていたが…帰宅後、ペットの猫が亡くなっており…片付けをし遅れる。 ーニッキーはベアが失くしてしまったネックレスを買おうと雑貨店に寄った先で、占いグッズの1つ“ワン・ウィッシュ・ウィロー(願いの柳)”という2つに折ると願いを叶える棒を見つけそれを6ドルで購入していた。

合流した時、最初は愛猫の死で遅れたとは言わないベアだがニッキーと2人の時に理由を話す。ニッキーは意外にもベアにお悔やみを告げる。 送り届け、また告白も出来ずにいたがそんな胸中では無いベア。
ただ“愛されたい”ー車内でワンウィッシュウィローを願いを言って折る。‘世界で誰よりもニッキーは僕を愛して欲しい’。 …帰路に着こうとしてたベアに、ニッキーが家から出てきて“本当に愛猫の事は…お悔やみを”とハグ。色々口籠もり、言いつつ、家に招きたがったりベアの家に行きたがったり。
ニッキーはハッとたまに何でこんな事を?と思いつつ…態度がおかしいとベアも思うが今、悲しみの中にいるベアには優しさは毒だった。
ただのおまじないが…ニッキーを豹変させ、愛着というより執着がニッキーを包み込む。ただその頃にはドップリ浸かっている2人。バイト先でも暇ならイチャつく。 その…豹変が段々と変わっていく様は周囲もニッキー自身のたまの自我も戸惑う。
………コレは本当にニッキーか?そして愛情は災愛に。
オブセッション災愛 感想
久々に高揚する、お腹がカッとする様な…キュっと縛られる様な・作品。もうこの洋ホラー映画はめちゃくちゃ印象に残ると思った 最近のからして良い作り。
まず身近にあり得る恋愛要素。また最近流行り?の呪術的な要素。更に舞台が現代、過去…ちょっと前の時代でも設定として通じる位時代がどの時代としても近年設定で通じる。恋愛拗らせ系なのに印象に残る演出、久々に頭痛くなる映画だった…。
『talk to me』見た時は呪物のhandだったがオブセッションはなかなか…呪物自体が海外に良くありそうな。 フォーチュンクッキーみたいな軽いノリの占い道具みたいな感じの棒なのに呪物だって言う…。実際に売ってるのを発見した。
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実際に売られてるのは輸入品でもこの楽天の様にプラスチックも多いのかな?木の棒ではなく。
女優さんが兎に角上手かったし、猫がアレされる映画なので頭抱える。吹替で見たが声優さんの演技ニッキー役豊崎 愛生さんも良かった。 こう………感想を端的に書くとこんな感じだけど、もっと細かく、順を追って書く。
冒頭の、淡々とした日常は‘平和’な象徴だと思う。コレから起こる‘災愛’を思わせない序章。ホラー好き夫からするとヘレディタリー(ヘレディタリー4D感想)の冒頭くらい退屈だと持ったそうで。
人間関係の提示ー主人公ベア、想われる我儘そうな娘ニッキー、ベアの親友でニッキーとナニかありそうなイアン、ベアを想ってるサラ。 よくある大学生ノリの付き合いなんだろうなって話し。

と、思いながら見続けると急に愛猫の死…暗い場面で横からTV見てたので最初何がどうなってるか解らなかった。 猫を処理する時にも悲しみつつも淡々としてた感あった。
ニッキーはチャラい女かと最初、思った。ベアの想いに勘づいて告白待ちしてきつつ、答えないベアがあの時、ワンウィッシュウィローを使う前に告白してたらー何て答えてたんだろう。実はベアと付き合ってたとか?十中八九断りそうなのに告白して欲しそうな?
ただベアの愛猫の死を聞いた時、お悔やみ伝えハグする姿は優しい女の子なのかなと思ったが、キャラ付けがイマイチ解らなかった。今時の子ってこんな感じなのかな。漫画ならちょい小悪魔的なとか、生意気なとか性格悪い性悪女とかハッキリしてるかと思ったけど。
だがしかし、そういうキャラ付けを曖昧なまま、感情移入もさせない様なモブの1人としての様な立ち位置に見えたニッキー。 ベアにワンウィッシュウィローを使ったと同時にナニかが‘入った’と最初思った。定番の悪魔なのか?と思う間もなく…自我意識とナニか憑依でもされてるニッキーと出たり入ったりしていた。
デート中も‘え?何で私、こんな事に?’と自我を取り戻すのだけど“ゴメンなさい”と謝りつつもベアを愛する人格が包み込む。 もうその頃にはゴリゴリベアと恋愛に陥ってて。 ここでイアンがおかしいって言ってくる悪手。イアンもニッキーとなんかあった風に物語は見えるけど、2人のラブラブっぷりに過去のナニかあった会話も出てこず。
終盤になってようやく、サラがイアンとニッキーはくっ付いたり離れたりと教えてくれる。 サラは自分の志望先が受かっているかの不安の中でベアとようやく気持ちを告白の様に出来るし、その話しをする頃にはニッキーの依存っぷりに飽きてきてるベアがいるのだけど。
ラブラブの後に段々依存するニッキーが、男仲間と集まる時でも一緒に行くと言い出したりベアが1人シフト入って自分がバイト入ってないのを嘆くが執着したり既に引き返せない処まできてた。
ニッキーが猫の肉を入れたお弁当を持たせる様も個人的には私は猫を飼ってるのでキツかったし、猫を送ろうとか祭壇を作ってあげる様もキツかった。もう良いよ、猫ネタはってくらい。 ただただベアはニッキーに愛されるのを願ってウィッシュウィローを折ったし依存されても仕方なく受け入れてた。 何より願ったのは自分と思ってた様だが。
ただニッキー自身、ボロボロになっていくーバイトに送り出したあと、その位置で停止、失禁しずっと待ってた様子を見て怖がり、猫を食べさせられたのを吐き、仲間といたのにニッキーがこんなんじゃ無い!おかしい…と発狂して自分を傷付ける。
そこに初めて自分が願ったよくある占いグッズがホンモノだったと気付きサポートセンターに電話。サポセンたって、売ってる男の個人で作ったみたいな対応で草も生えなかったし、呪物を取り消し出来ないって!
遂にはベアは売っていた雑貨店に行くけど最初売ってた女性がいない。只の女店員だったのか…店に入るなり男店主は‘いきなり怒鳴るな’と至極真っ当な事を言ってたし、接客業経験者なら全員カスハラに思ってる様な返しをしていて良かった。
取り消し出来ない、ニッキー崩壊したと思ったらエンディングに加速すべく、車でベアとサラが喋ってたらニッキーが気付き、秒でサラを車に中で叩きつけて何度も何度も何度も顔を…シーンも圧巻だった。
その前の、ニッキー自身がこんなの私では無い!と自傷行為を皆の前でするシーンも激しかったが。
何が取り憑いてニッキーはナニになったのか思う間もなく、サラの死体処理後には急速に過激さを増した。 ベアはイアンにもう2回目のワンウイッシュウィローは出来ないから、イアン自身に願い事をお願いしたらイアンはお金を願い札束が降ってくる。
その話はそれで終わったかと思ったら助けを求めたベアの処に、既にサラの遺体処理後にイアンが訪ねてくるが、もうその頃にはベアとニッキーの話し合いの最中だったので秒で撃たれるて終わったのはもう…言葉無かった。
後半に向かっての加速性。 そして終盤は結局、自分の占い道具によりおかしくなったニッキーを嘆き反省するベアが死ぬしか無い…と薬を沢山飲みODで自殺を図った。そう、それも自我の崩壊、そして痙攣して亡くなっていくベアをどうしたら?と救急車も呼ばない呼べない思考回路の状態の悪魔z。の意識のニッキー。
最期…自死しようとするも、ベアが途絶えてニッキーは………自覚を取り戻した時、泣き叫ぶ。最悪なエンディング。 なのに明るい曲で終わる異様さが、ホラーとの明暗の対比になっているんだろう。 結構、この物語、明暗というか陰と陽と言うか対比を描いてる。
それって…よく20代の若い監督が描けたなという…のと、さすが低予算映画だなと。
舞台自体、バイト先や集会する場所、ベアとニッキーの家、雑貨屋が主。舞台も制限する事で予算を抑えている。 Wikipediaによると最初のシーンから愛猫の死を描こうとしてたらしいが観客に何が起こってるのか初手で分かんないと思われそうというのと途中予算が増えて、急遽バイトのシーンを冒頭持ってきたらしい。
ただ、個人的には最初でバーンとエグいの1発でも良さそうだけど。例えばヘレディタリーは冒頭に怖いのはなかったものの、人形作家のママが作る人形は異様な雰囲気だったし。“RAW〜少女の目覚め〜”では冒頭からバーン!だった。
最近、物語の冒頭に問題提示するのも訳わからなくてアリと言うか、謎解きでは無いがそれも良いかなと思ってますが。 この物語の総評としては…最初、気付かなかったけど、ニッキーが自傷はするし他人は殺すけど、占い道具…呪術道具ワンウィッシュウィローにより、魔法にかかった瞬間から‘貴方は傷付けないから!’と。
確かにベアは傷付けてないんですよね。また、ベア自身もワンウィッシュウィローをしてしまった責任や真面目な性格から“自分が悪い”感があり、愛する 愛を願ったニッキーを終始気遣ってる。‘君は悪く無い’と思ってるので、他責にはしないしニッキーが自傷以外にもサラを殺した時も、大人しく処理を手伝っている。
何だかそれがこの映画の答えの気がして。呪術道具の様なワンウィッシュウィローがきっかけでも、2人は互いを思い遣ってる、普段は愛の深い存在だと言うのが分かるなと。コレが“愛”。愛のイキスギでこのタイトルが‘災愛’と言うのも本当に頷けるなと。
愛は業が深い、1番怖いのは愛情だって…そういう業が愛が深いホラーだったなと言う感想で締めます。



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