スクリーム博物館も見所…そして今回の犯人の動機と人数は?2023ホラー洋画『スクリーム6』(ネタバレ)感想

2023年作品

2023年洋画ホラー、サスペンス。やってまいりました!前作スクリーム2022(スクリーム5)の続編…しかも、前作姉妹のストーリー。冒頭から血飛沫必須の今作もR15らしいですが、配信・レンタルのみ?スクリームシリーズは…シリーズでも有名そうなのに日本の配給付かないのかな。いや、調べてみたら4から配給ついて無いね。

何気、3まで配給ついてたアスミックはやめてるのね…ゆ、許せない。といっても、往年のファンではない私が言う話では無いが…最近はホラー見てるのでこんなに、日本だとホラーファンもいるのに…配信のみやTSUTAYA・GEOレンタルオンリー等なんですね。

ホラーファンではなかったので知らなかったです…。もっとホラー好きな人もいるから配給付けば良いしホラーナイトとかホラー特集やれば良いし…ホラーの事ヴィランズと言ったりダークヒーロー…になってはダメだけど、ホラーカフェとかしてもウケそうなのにな。

 スクリームの名前とマスクは知ってても、初見が前作な私が言うことでは無いかもしれないけど。とりあえず前作の感想も置いときます。今作の独自の解釈のあらすじと感想もどうぞ…。

前作、スクリーム5の感想→映画『スクリーム2022』感想

映画『スクリーム6』あらすじ

ニューヨーク…此処ではあの凶悪なお面をつけたキラーショーは起こらないかの様に見えたが…。夜のレストランで待ち合わせをする大学の講師。男性と電話でその専攻の話しをしながら、待ち合わせのレストランが分からないと言う男性に街角を出てスマホで答える女教師…。

彼は大通りをキミかな…?と恋焦がれながら待ち合わせの通りを行くと…“女が近づいてくる”と言うなり、不穏な様子になった。その後、女教師は怪しい電話声の主と話す。 女教師は訳も分からない。電話口のヴォイスチェンジャーの様な声に不審に思いながら薄暗い通りから一歩、ちょっと大きそうな明るい通りに出ようとした時…何者かと会う。

そのゴーストフェイスを被ってる人物はその女教師の口を手で塞ぎ、女教師がホラー等専門なんだと電話口で告げてた事をそのまま口にし、彼女は何も応える暇もなく滅多刺しにされる…。 そんな一瞬の出来事に、街の雑踏は気付かない。 その犯人もお面とその周りを覆う黒い布を脱ぎ捨て、そのまま、素顔の黒人の若者は大通りにヒョイと顔を出したが誰も知らぬまま…。

小道で滅多刺しにされた女性が倒れてる事も誰も知らぬまま、若者は道に出て帰宅する。女教師の講座にも出ていた男子学生でお面の協力主に興奮して話す。…計画通りだと。 そう、件の犯人は大体は1-2人の犯人。協力者がいる。その相手には電話をしている男子学生だが…相手の様子もおかしい。

声は同じ筈が、計画を知ってる筈が話しが噛み合わない。本当に彼か?と疑ったが話し続け何となく、辻褄が合ってき話すが…やはり変だと思ったところで“お面の役(ゴーストフェイス)”の声になりその声に驚く間もなく、その人物が目の前に現れる。男子学生VSお面の人物。またしてもウッズボローで遭った連続殺人事件が幕を明ける…。

 ウッズボローの連続猟奇殺人事件は幕を閉じたかと思われた…。生き残ったカーペンター姉妹(サムとタラ)と短髪の女性ミンディ〈ジャスミン・サヴォイ・ブラウン〉、チャド〈メイソン・グッディン〉。 タラはニューヨークの大学でミンディとチャドとその他のルームエイトとシェアハウスしていた。

サム〈メリッサ・ヴァレラ〉はあの事件後、カウンセラーの先生と話していた。彼は手助けになろとしたがなかなかサムは心の内を話さない。だが、サムは頑張ってあのお面の殺人鬼を殺す様を説明。サムからしたら殺人鬼のシリーズを知る記者や事件に関わった男性と会い、一緒に戦い、必ず頭を潰さないと復活する(何人か居るのもある)と言うのを知っているのでリアルに伝えた。

だがカウンセラーは、サムに狂気も感じてカウンセリングを中断しサムを帰る様に促した。その足でサムはタラの処に向かったが、タラは家には居ない。

タラ〈ジェナ・オルテガ〉のルームメイトはミンディのお相手の女性アニカや、警官を父に持つギャル クインも含まれる。あと仲良いのはとっぽい男子学生イーサンも。タラは事件を忘れる様に夜、男子シェアハウスのパーティーで遊んでいた。タラを守る様に一緒にいたルームメイト。

彼女を守る間も無く、タラは二階へと誘われた男性に着いて行こうとした。其処にサムが現れタラは家に戻される。周りのパーティーを楽しんでいた女の子達はサムを揶揄する…サムがそもそも殺人鬼の子供であり、サムを事件の関係者・犯人と言う様に言ってもきた。

其れを跳ね除け、家に戻る…と、ジェイソンとグレッグと言う男子生徒が女教師ローラを殺害し更に事件現場にあのお面があった事がニュースで報道される…。サムはこの街を出ようとタラに言い、出て行こうとするが…タラのルームメイト クインの父で警官のウェイン・ベイリー刑事〈ダーモット・マルロニー〉に呼び出される。事件現場にサムの免許証があったと言う事で。

 外に出るとあのゴーストフェイスの声で“リッチー”(前回の犯人でサムの元彼、犯人なので死亡してるが電話番号はリッチーからかかってきてる)から電話。 話していると襲いかかってきて、サムとタラはスーパー(コンビニ?)に逃げ込む。客が刺され息絶える。

店主は猟銃の様な銃で撃ち、姉妹に裏から逃げる様に言うが、店主もお面の主の餌食に…音を立てず何とか出ようとするも、ショットガンは店主から奪われ他の客も犠牲に。 姉妹はどうにか外に出るも、お面を脱ぎ捨て犯人は逃げる。

 警察署につくと其処にはクインの父がこの事件を担当すると出てくる。そしてFBIからはこの関連の事件の被害者でもあるカービー〈コートニー・コックス〉も参戦する。 遂にFBIもこの連続殺人事件に乗り出したのだ。

 外に出ると、この事件を嗅ぎ回ってる女記者でこの関連の事件の被害者でもあるゲイル〈コートニー・コックス〉が取材だと声を掛けるがサムは彼女の事件の暴露本にサムが犯人の様に脚色され書かれてるのを知っていて、サムもタラも拒否反応を示す。

 一方、サムをカウンセリングした先生はゴーストフェイスの犯人に襲われてしまい、絶命する…。 何度となく容疑者扱いでも目を付けられてるサム。 

タラはこの関連の事件を忘れたいと生まれ育った土地も離れ、仲間とルームシェアして学校生活も普通に送りたいと思っているので、サムを最初は拒否したが…自分を守り、一緒に戦うのも、また姉のサムであり、犯人ではないと信じているので一緒に行動する事を決意。

 ホラー大好きミンディは前回同様、チャドとタラとサムで4人生き残ったが、ゴーストフェイスの犯人の動機は何か話し合う。ルームメイトの他の人は何で入ったか?募集を見て抽選だったりするので 操作は出来ないのでは?と推測するも過去の事件から怪我したとしても犯人は自傷もする…と話す。犯人は4人以外の誰か…でも、信用も出来なくなる。

例えば有名な映画のメインキャラクターもやられる可能性もあるしと話し、姉妹の周りの人はほぼ死ぬと言う話も。とっぽいルームメイトのイーサンは“童貞のまま死ぬの?”と思わぬカミングアウト。 この事件は連続殺人事件を模してるフランチャイズだとも話す。

 部屋に戻り、サムらは暗い話しばかりではなく、サム自身、前回の犯人が自分の彼氏だった事から男関係はあまり付き合ってないとは言ってたが、この寮の向かいに住むイケメン ダニーと寝たと告白。

 一方、他の部屋に居たクインが自室にいる時、お面の主に襲われるのを向かいのマンションのダニーは気付き、合図するがクインは気付かない。 クインのスマホから画像でお面の主がクインを殺る様子が送られてきて、皆、部屋の鍵を閉めようと動くが…お面は襲ってくる。

次々、傷を負わせ、其処から皆逃げ部屋の一室にバリケードを作り立て篭もると、向かいのダニーが梯子を伸ばし、マンションからマンションへ渡れと言う。まずは行くサム。そしてタラ…怪我してるミンディも。傷が深いアニカも梯子を渡る時、お面の主は扉を突破。梯子の中程迄来ていたアニカを架かっている梯子を揺らし落としてしまう…。

騒動で来た警察の音で逃げるお面の主…。 心身衰弱してるサムに、色々信用出来ないと思うけど、ダニーは俺も信用するなと声を掛ける。

コンビニで暴れた時も今回も、お面を置いていくのは、連続殺人の‘歴代のお面’を置いていくとFBIのカービーから聞く。 記者のゲイルは自分の事は信用出来ないかもしれないが…この事件の最初の被害者でもあり、この連続殺人事件のファンでもある最初の犯人でもある大学生男子2人は、富裕層でこの事件のお面や証拠品を集めていた…と、彼らのアジトを裏ルートから割り出し案内する。

其処は博物館の様に並べられてコレクション、ゲイルは自分を刺したナイフの証拠品と対面した。 この場所は昔の映画館を改装した仕様になっているが金持ちの道楽らしくカードキーでしか、入れない。

 ゲイルはミンディとホラー話しを共有したり、絆を深めるが姉妹は過去の証拠品を見て困惑。サムは…お面の影に自分の父を見て空想と会話をし、自分に殺人鬼の血が流れている事を対話するが…過去を父を否定し心で答えている。

 殺人鬼は誰なのか…とまた、彼らは戻り話してると、ゲイルが危ないと気付く。 また、クインを亡くした警官で父ウェインも復讐に燃える………! 主役は揃ったが今回の殺人犯は何人で何目的なのかーーー?

映画『スクリーム6』感想

まず冒頭から女教師を滅多刺しにする場面を見て‘そういえばスクリームはこう言う冒頭から殺す’作品だ…と思った。惨殺を平気でするモブっぽい男子学生は平気な顔で殺人の後、雑踏に消えていったが最初からゴーストフェイスの正体なんて見せるわけ無いのでモブくんは違うと判った。

だがこの殺人シリーズの作品の中での映画“スタズ”を見事再現している…ただオリジナル通りじゃないフランチャイズ(以下FC)が今回のテーマになっていると思う。 ヒロインはカーペンター姉妹だが、サムは常にオリジナルの犯人で父と心の対話をしている処も味噌であろう。

 残酷なシーンはまぁ…ルームメイトのギャル クインはフェイクで亡くなった振りをしてたのだけど、其れは残酷だったし其れを動画共有して皆、此処で殺すつもりがサムのボーイフレンド ダニーのお陰で回避…いや、アニカは重傷とゴーストフェイスのハシゴ揺らしで死んでしまう。ダニーがいて良かったがゴーストフェイスにとっては計算外だったろう。

その前の店内で攻防で殺すのを完璧にしたかったんだろうけど…最初は。だから、たまたまサムのボーイフレンドが向かいマンションに住んでたのは計算外だったかと。 ダニーは、サムに自分の事も疑えと言ったの優しさだろうし最期クライマックスで結局、ダニーが警察呼んでくれてて助かった。

  犯人疑いで童貞のイーサンはミンディ達の睨んだ通り、犯人だったけど2人じゃなかったから、ミンディが地下鉄で襲われた時、イーサンが見てたから違うかと思われたけど、死んだと思われたクインだった…。

まさか、ウェイン刑事の娘クインと息子イーサンの3人が犯人とは思わなかった…。前回の“スクリーム5(スクリーム2022)”で亡くなった犯人がもう1人のウェインの息子だったとは。 犯人の動機は家族を殺る事だろうけど逆恨み過ぎだろ…。

5でもスタズのファンで姉妹を狙って返り討ちにあったけど、スクリームシリーズの他の被害者を巻き込んで殺したし。犯罪を犯罪で清算しようとするのが間違ってる…。結果、狂った家族だった。

めちゃくちゃ今回も皆、犠牲になったし記者のゲイルはやられても仕方ないけど…。タラはあまり手を汚さないで姉ちゃんのサムがほぼ戦うイメージだったし、サムの中の殺人鬼の父と葛藤してるのがメインだと思ってたけど、タラも戦ったね。

呼吸器系の病気を患いながらも…頑張った。前回のスクリーム2022でも多少は戦ってたけど、やられてるシーンも印象的だった。

兎に角、今回も凄くエキサイティングでした。ギャグシーンはあんまりなかった…と言うか、5から見たから分かんないけど。

スクリームの外国版ポスターは各キャラの犯人は誰か?的に皆、ナイフを持たされてて容疑者のフェイクになってる作りがクール。映画『スクリーム6』(画像:IMDbより)
スクリーム6配信先

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