月に変わってお仕置きよ!MoonRevenge⭐︎映画『美少女戦士セーラームーンR』(ネタバレ)感想・振り返り

1993年作品

1993年アニメ邦画。天才すぎる幾原 邦彦監督作!

今年2021年が始まり、早2週間…いや、もう今月も終わりに近付きつつあります。 

今月のお正月休み(薄休)を利用し、映画見ようと思いましたが、観れませんでした…。

 〜まぁ、まず、エヴァを今年1番の楽しみにし、今年初映画として、見るはずでした。其れが公開延期になり、1.23でなくなったのです。 

123ですよ?語呂も良い日付で、しかも、雪が降らんとしてきたので、エヴァの世界は全夏の雰囲気で冬にならないのが特徴です(漫画の最終巻だと雪が降ったけど)。

 公式絵には、雪の絵があるのですが、兎に角、エヴァ最終映画本編でも、雪の暗示の様なシーンもあり、益々期待大で、休みも取ってましたのに。 …残念です。

 エヴァの映画と同時期に、セーラームーンeternalも映画館で見るなら、三石琴乃さんの声をどっちも聞く贅沢になり、あの、TVリアルタイム世代も歓喜!の筈でした。 楽しみにしてたのにな…(まだ言う)。 

 〜という訳で、今月、劇場で見たい映画は、セーラームーンeternalです。 

『美少女戦士セーラームーン』といえば、そのエヴァと同時期にやっていたテレ朝のTVアニメですが、最近になり、原作者武内直子の意向で、原作により近いセーラームーンのアニメにしたい!と、作ったのが、“セーラームーンcrystal”

最初は、ネットか何かで有料配信でした。 その後、深夜のTVアニメになりましたね。その経緯は知ってましたが、原作だと…四天王と呼ばれる敵が実は、エンディミオン王子(過去地球の王子・千葉衛、タキシード仮面の前世)の戦士であり、セーラー戦士の恋人だったと言う過去です。 

あんまりね、旧アニメシリーズの古参のファンだと原作派と分かれる気がします。

 アニメだと四天王は、自由に恋愛してましたね。と言うか、全然原作寄りではないので、セーラー戦士達と過去の世界で付き合ってたと言う描写もありません。 

それどころか、アニメオリジナルで、クンツァイト・ゾイサイトの恋愛があります。 最終的にゾイサイトが死ぬ間際、クンツァイトを慕ってたと言うけど、一方的ではなく、結構、あの時間に見るには大丈夫?と言うBLの感じがありありとアニメでしてましたね笑。

クンツァイトは銀髪ロン毛で絶対モテる(四天王全員が絶対モテる容姿)なのにゲイなのか…と。容姿は1番好きだったかもな〜。クンツァイト。

 ネフライトはネフライトで、ナルちゃんとの恋愛があった。泣ける回。

 四天王は、ほぼ髪長い中、最初は短髪のジェダイトターンが多かったな〜。リーダーは居ない?ものの、ジェダイトがほぼ、リーダー的なそんな感じでした。

 今更ながら、当時の記憶を掘ってセーラームーンRの劇場版の感想を書きますね。

劇場版『美少女戦士セーラームーンR』感想

  時は1993年。 五反田にあった映画館に、私たち姉妹は居た。 今ほど、映画館を調べるにはネット等環境がなく、一苦労したと思う。 

私は、高校生の時だったと思うので、妹は小学生から中学生の頃。私が新聞などで調べ(当時は新聞に時間と映画館名等書いていた)場所も事前にチャリを走らせ行ったと思う。 

あの頃はまだ、品川のホテル内に映画館が出来てなく、その住んでいた品川区近くには五反田で映画しているとどうにか、たどり着いた。

 当日、女児に混ざって大きなお友達のお兄さんと私たち姉妹もいた。 入場特典は、子供だけに渡されたか、全員だったかも覚えていない。 

カードダスとクリスタル。 其れを多分、渡され妹と座席へ。 同時上映は、『メイクアップ!セーラー戦士』(セーラームーンに至るまでの紹介PVみたいな作品・覚えてない)、『つよし!しっかりしなさい』(週刊モーニングにて掲載作品、ゴールデンタイムにアニメ化になるが、原作はモーニング本誌で見ていたものの、私は大っ嫌いな作品で見てて苦痛だった。

 男性をこき使う女性と言う構図が今で言うDVで見ていて何故アニメ化したのか嘆いた程だった。キライ)。 その2作品終わった後に、ようやく本編だった気がする。

 映画であり、毎週見ていたTVシリーズのうさぎちゃん達がさすが、作画監督がちゃんとしていた。当時、TVアニメでも人気が出て多忙だったであろうアニメーター達。 毎週の作画監督の質がありありと判った。 中でも嫌いな作監も出てきた程、絵は崩れたと見ていた。

 だが、映画。さすが、キレイな作品。 全体的にエフェクトがかかった様に神がかった様にキラキラしていた。 

 いつもの麻布十番。明るいセーラー戦士達が、未来から来たセーラーちびムーンことちびうさ(名前は何故か月野うさぎと一緒なので、ちびうさ)が未来に帰る前。 ブラックムーンを倒した平和と思われる地球に新たな敵が? フィレオと言う異星人だが、妖魔を操る。

平和にしてたセーラー戦士の前に現れた。セーラー戦士は変身し、妖魔を倒すが、フィレオの攻撃がセーラームーンを襲う。タキシード仮面がセーラームーンを庇い、タキシード仮面は連れ去られてしまう。

 同時期に、小惑星のニュースが出て居たが、実はその小惑星がフィレオを操っている母星キセニアンだった。 

セーラー戦士達は、ルナやアルテミスのアドバイスの元だったと思うが、セーラー戦士のパワーを合わせて‘セーラーテレポート’で小惑星に移動する事に。

 夜、集まり、セーラーテレポートを開始、大気圏突入?までは描いてなかったと思うが、ものすごい速さでセーラー戦士達は、小惑星にてテレポートする。 

 結構強い敵ーそりゃそうだ。相手の母性つまりアウェイで戦うんだから。 マモちゃんは捕われてるし。 

セーラー戦士が、TVアニメセーラームーン最終回並みに倒れていく。泣く。 映画館内は女児応援と大きなお友達の嗚咽。 

そして、何より、セーラー戦士達が前世から今世でもセーラー戦士になる覚醒する前に、‘月野うさぎ’と言う人物に会い、励まされて、友達になって、うさぎちゃんの為に力になりたいと、立ち上がろうとするシーンには、もう号泣が止まらない。 

特に、私の推しのマコちゃんが、背が高いだけで威圧感があり、素行も悪そうと転校してからも恐れられていたが、うさぎに手作り弁当を見られ褒められ、救われたシーンには嗚咽が止まらない。 

 そして倒されるフィレオ。ただの異星人で、悪い事はしてない。本当は、キセニアンに操られて居ただけの異星人だったかも。

 フィレオは、フィレオの幼い時に、千葉衛に会って居た。まもちゃんは、両親を亡くし、入院した病院の屋上で会った。花を手渡され、今回、その花を埋め尽くす様な小惑星で、妖魔の攻撃も花絡みだったと思う。 

フィレオは、幼いまもちゃんと友達になってた。 だが、同じ病院に、うさぎちゃんが、弟が生まれる時に訪れていて、まもちゃんとも会って居た。

 孤独な小児病棟のまもちゃんに、一輪の薔薇を渡して居た。 その薔薇は、大きな意味を持っていた。タキシード仮面の原点でもあり、今回の敵になってしまったフィレオの操る‘花’。  

そんな大きな意味有り気な映画になってると思わず、あぁぁぁぁぁぁ!と理解した瞬間があったが、そんな時。

敵を倒したが、小惑星の軌道が地球に向かってしまい、セーラームーンは、セーラー戦士みんなの力を借り、また、銀水晶の力で過去月のお姫様セレニティの姿で、地球落下を止めようとする。まもちゃんも気付き、エンディミオンの姿で参戦。(精神的だけだったかも) 

 離れたところ…地球の基地で支持してたのはルナだった気がする。ちびうさも地球に残ってた。(セーラーテレポートに入れなかった様な理由で)

みんなの力が銀水晶に集まり、セレニティの力で軌道を変えるが、同時にうさぎちゃんの命も失われる

もー!それだけで、TVアニメシリーズ最終回を彷彿として、すっげぇ泣けた。 いや、100%うさぎちゃんは戻ってくると思ってたから。それは分かってても、泣けました。

 この映画の前だかに、初めてのアニメのイベントに行きました。生まれて初めてかもしれません。 

生まれて初めて行ったアニメ映画が“宇宙戦艦ヤマト”だそうです。 それから小学生時代にりぼんで、ちびまる子ちゃんとか見て、じきに妹はなかよし派で、セーラームーンが連載スタート。 それでも、まだ妹は小学生で。 

その時分に、向ヶ丘遊園で「美少女戦士セーラームーンR ~向ヶ丘遊園スペシャル~」と言うトークショーに行きました。

 そんな色んな事が、走馬灯の様に走り、映画館でメッチャ泣いた。Rのエンドロールになる頃には、ボロボロでした。

 兎に角、良かったよ。やはり、キャラデザ・作監の只野和子さん、監督の幾原さん達全てのスタッフのお陰です。 この作品の後、幾原さんは、ウテナ作りましたが、とても其方も良かったですが。 幾原作品は芸術的ですね。 色も、全体的なシーンも綺麗でした。

購入は此方→『美少女戦士セーラームーンTHE MOVIE Blu-ray 1993-1995(初回生産限定)』

〜というわけで、すごく印象的な一作でしたが。好きです。 

今回の、『美少女戦士セーラームーンeternal』も見たいかなと思いました。 オリジナルキャストが1番好きですけどね☆

 とりあえず、まだ見てないけど、ファンアート描いてみた。

 ありがとう、セーラームーン。 武内直子が、また原作寄りのセーラームーン作りたいと始めたセーラームーンeternalだけど、私は、Rの映画版が1番好き。 主題歌、セーラー戦士が歌う『ムーンリベンジ』もCDを買いました。素晴らしかったです。

↑この製品はコロンビアから出てます→『moon revenge』(コロンビアエデュテイメント)

もう一つ、ファンアート載せますね。 セーラームーンは、何回も描きました。 これからもずっと、セーラームーンは描いていくと思います。

sailor moon:fan art

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